6. LIBRARY

日本語・日本文化、韓国に関する資料 [目次へ]

 

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2002年

  「読書人口は減少、パソコン使用人口は増加」2002年統計指標 韓国

  国立大学・国立病院の民営化提言 「官製市場見直し」案 日本

  インターネット使用者は人口の64.4% 韓国

  次世代半導体の研究「ITSoCキャンパス」が設立 韓国

  大学生の74%「婚前交渉可能」  韓国

  「韓国、成人10人に1人は整形手術」タイム誌 韓国

  韓国人、1日1時間45分インターネット利用 韓国

  【文化ノート】テレビの中の日本語使用指針を作るべき 韓国

  韓国でファンクラブ会員が1万人、笛木優子さん 日韓

  ケミストリーの日本語の歌初放送へ ソウルのW杯前夜祭 日韓

  国立大法人化、国大協会長が「おおむね同意」と談話 日本

  7割が統合に言及 国立大の再編計画公表 日本

  日本の音楽ファンを魅了させた「アイドル少女」BoA 日韓

  【韓日文化比較】酒文化、たばこ文化 日韓

  高校入試「内申書」が軽くなる? 文科省「絶対評価を」  日本

  「教壇先進化事業」が空回り 韓国

  ニューズウィーク特集「日本の天皇は韓国系」 日韓

  歌手BoA、HMVデイリーチャートで2位 日韓

  日本高校の「韓国語ネットワーク」  日韓

  日本で「韓国語学習」ブーム 日韓

  【東京から】日本メディアに「外国文化理解」のブーム 日本

  東京大、「韓国学課程」を新設 日韓

  国立大教職員は「非公務員」 文科省が最終報告素案 日本

  日本軍慰安婦、国史教科書に詳しく記述 日韓

  韓日若者の友情と勝負を描いたアニメ『キックオフ2002』  日韓

  日本語使用ドラマのテレビ放映、どこまでOK? 日韓

  日本国民の好感度、韓国が3番目 日韓

  韓日間の誤解を解いた「ドラマの力」 日韓

  日本で李秀賢さんの慰霊祭を挙行 日韓

  W杯に向け、韓日ドラマ交流活発に 日韓

2001年

米空爆、中国で低評価 日韓中米・世論調査: 「嫌日」韓中6割に 日韓

日韓首脳がW杯成功を願ってエール交換:元日にTV放送 日韓

天皇陛下、続日本紀に触れ「韓国とゆかり」 W杯に期待 日韓

天皇陛下の「韓国とゆかり」発言、韓国各紙が1面掲載 日韓

「百済王の子孫が桓武天皇の生母」明仁天皇、韓日の縁を強調 日韓

【社説】日本天皇の発言、歴史認識発展の契機に 日韓

韓国、中高生の67%が携帯電話を所有 韓国
日本語教師が足りない 韓国の高校教師が来日して特訓 日韓

韓国のキャラクター「マシマロ」、日本上陸 日韓

韓日双方向通訳の携帯端末機、11月ごろお目見え 日韓

「情けは人のためならず」を誤解 国語に関する世論調査 日本

漫画週刊誌で日韓が合作、15日に同時創刊 日韓

日アニメ大作、今夏押し寄せる 日韓

高校生レベルの日韓翻訳ソフト、人との対決で僅差の敗北 日韓

4月14日は「ブラックデー」 韓国 韓国

韓日間eメール自動翻訳サービスがスタート 日韓

韓日共同制作のアニメ『ランディム』、同時放映 日韓

韓日の人気歌手ら、共同アルバムを7月25日に同時発売 日韓

ソウル大と東京大の両総長、歴史教科書歪曲の過ちを指摘 日韓

日本語CD販売、韓国が初めて許可 W杯控え特例   日韓

日本語学習熱、韓国で上昇中 「就職に有利」、塾通いも 日韓

2000年

韓・日のゲーム文化 日韓

韓国の教育熱 韓国

街で 家庭で 学校で、隣の国はネットに夢中 韓国IT事情 韓国

全国すべての小中高にインターネット網を構築 韓国

表外漢字に印刷標準字体――1022字の試案示す 日本

留学生をもっと日本に――文部省、10年で倍増を目標 日本

チャゲ&アスカがソウル公演 聴衆1万人 日韓

深まるか交流、両国に期待感 日本の大衆文化、韓国第3次開放 日韓

出生率1.34人、過去最低を更新――昨年の統計 日本

新入生、私大の3割で定員割れ――短大では6割 日本

韓国政府が日本歌謡公演、映画上映などを大幅に開放 日韓

恋心を伝えるなら電話 メールは友達との連絡用 日本

カタカナ語減らそう 言い換えや注釈を国語審が論議へ 日本

ソウル大に初めて「日本学」講座 日韓

女性国会議員、日本8.3% 先進国で23位 日本

いじめ・学級崩壊… 悩める先生に1年制大学院 日本

日本語を入力するとアニメが手話で表現 日立が9月から「手話に翻訳するソフト」を販売 日本

「ネット学校」今春、続々開校 大学から中学まで   日本

1999年

鼻濁音は滅亡寸前? 日本

 

<リンク>

日韓交流のページ(朝日新聞)

中央日報日本語版

 

「読書人口は減少、パソコン使用人口は増加」2002年統計指標(中央日報12/25)

  国民の医療費負担が大きく増えている。またインターネット利用が急増する中、新刊図書の発行と図書館利用者の数は減少するなど、本を読まない傾向がますます進んでいる。 

  統計庁が25日に発表した「2002年韓国の社会指標」によると、昨年新しく発刊された図書は95年に比べて発行種数は8.2%、発行部数は48%も減っている。昨年の図書館利用者の数も前年より5.8%減少したことが同集計で明らかになった。

  これはインターネットなど、情報媒体が多様化した影響もあるが、読書に対する関心が低くなっているためのものと分析されている。

  半面、昨年1年間380万台のパソコンが普及、6歳以上の人口のうち、63%がパソコンを使用することができるとし、1週間平均14時間利用していることがわかった。

  また韓国の今年の大学生の数は302万人で、1992年(158万人)のほぼ2倍の水準に達している。こうした大学生数の増加は、今後大卒就職難を深刻化させることが予想される。

  また就職してある程度基盤を作った後、結婚することが一般化したことから、結婚年齢が少しずつ上がっている。

  昨年、男性の平均初婚年齢は29.6歳、女性は26.8歳で、前年よりそれぞれ0.3歳ずつ上がった。

  結婚が遅れ、共稼ぎ夫婦が増えたことから、保育施設の重要性が高まっているが、需要に追いついていけないのが現実だ。昨年の保育施設は約2万カ所で、前年比4.3%増にとどまり、児童数の増加率(7%)にも及んでいない。

 

 

国立大学・国立病院の民営化提言 「官製市場見直し」案 (朝日11/27)

 政府の総合規制改革会議が12月にまとめる答申に盛り込む「官製市場見直し」の原案が明らかになった。公共サービス分野への民間参入を省庁横断的に促すもので、国立大学や国立病院の民営化、駐車違反取り締まりの民間委託など大胆な規制緩和策を掲げている。こうした横断的な規制緩和は、改革会議が今年度の目玉として取り組んできた課題で、小泉首相が内閣改造後、金融、税制、歳出に加え規制改革を「4本柱の改革」に据えたことも追い風になっている。

 原案は、国立大学は独立行政法人化にとどまらず来年度から私立学校化を進めるよう求め、国公立の小中高校もできるだけ民間委託を進めるべきだと提言。国立病院は04年度に独立行政法人化された後、遅くとも3年後に医療法人化を進めるべきだとしている。

 駐車違反の取り締まりは、警告など一部がすでに民間委託されているが、来年度からは取り締まり基準やルールを明確にしたうえで反則行為の告知事務なども民間委託できるよう要求。違法駐車車両の撤去・保管は委託先を公益法人に限定せず、民間に開放するよう求めている。

 このほか、▽国税・地方税の納税や国民年金保険料の納付をコンビニでできるようにする▽民間による競売制度を設ける▽公営ガス、水道、下水道などの事業の民間委託を進める▽刑務所も範囲を明確化して民間委託を進める−−なども盛り込んでいる。

 

インターネット使用者は人口の64.4% (中央日報10/25)

  韓国のインターネット使用者は全人口の64.4%に達することが調査で分かった。

  市場調査専門会社のコリアンクリックが全国10〜50代の男女1万人を対象に電話調査した結果、調査対象の64.4%が「最近1カ月以内に1回以上インターネットに接続した」と答えた。

  これを全体人口に換算すると2362万人となり、昨年8月の調査以降、インターネット使用者が毎月平均15万人ずつ増えていることが分かった。

  とりわけ学生のインターネット使用率は小学生94.9%、中学生98.6%、高校生96.4%を記録、主婦のインターネット使用率も昨年8月の調査より9.8ポイント増加した42.7%に達した。

  韓国インターネット使用者の一週間平均接続時間は昨年8月に比べて0.9時間減少した13.5時間で、男性(15.8時間)が女性(10.6時間)よりもインターネット使用時間が長かった。

  インターネットの使用目的(複数回答)は89.7%が「情報検索」と答え、「電子メール」81.7%、「ゲーム」62.0%、「映画・音楽鑑賞」58.6%という結果が出た。

 

次世代半導体の研究「ITSoCキャンパス」が設立(中央日報10/14)

  次世代半導体で脚光を浴びているシステムオンチップ(SoC)の研究開発および専門人材養成機関の「ITSoCキャンパス」が設立される。

  情報通信部(情通部)は14日、ソウル大、延世(ヨンセ)大、KAIST、韓国情報通信大学(ICU)など4校、および三星(サムソン)電子など半導体企業と共同で751億ウォン(民間135億ウォン含め)を投入し、「ITSoCキャンパス」を設立すると明らかにした。

  このキャンパスはいったん、来年8月にオープンし、100人の修士・博士課程の学生らを対象に講義と研究開発に乗り出し、年次的に開発プロジェクトと学生数を増やしていく計画だ。

  このため情通部は、来年中にもソウルSoC支援センターとソフトウエア振興院など2カ所に4000坪規模の空間を設けることにしている。ITSoCキャンパスの修士・博士課程の学生達は、4校の既存の学生の中から選抜される。

  同部の関係者は「このキャンパスは、学生らが企業で必要とする半導体研究開発を遂行するとともに修士・博士学位を受けることができるよう、産・学連係体系で運営する計画だ」と明らかにした。

 

大学生の74%「婚前交渉可能」 (中央日報10/14)

  韓国の大学生10人のうち7人は、婚前交渉について前向きに考えていることが分かった。また、10人のうち6人は大学在学中の異性との同居について、してもいいと考えていることが調査により分かった。

  韓国大学新聞は14日、ソウル大、高麗(コリョ)大、延世(ヨンセ)大など全国19大学の961人を対象に最近行ったアンケート調査の結果をまとめて発表した。その結果、婚前交渉について「愛し合っている関係ならばしてもよい」(43%)「結婚を前提ならしてもよい」(22%)、「条件なしでしてもよい」(9%)など前向きな回答が全体の74%になった。

  その反面「してはいけない」との回答は17%に過ぎず、性についての大学生らの意識が非常に開放的であることが分かった。

  異性との同居については「状況によってしてもよい」(54%)または「賛成」(8%)との回答が、「反対」(38%)意見より多かった。

  大学生らは、同居の理由として「自由奔放」(60%)を最も多く選び「生活費の節約」(24%)「生活空間を確保するのが容易」(17%)など現実的な理由をあげる回答も多かった。

 

「韓国、成人10人に1人は整形手術」タイム誌  (中央日報7/28)

  米国時事週刊誌タイム最新号(8月5日付)が28日、韓国の大人10人に1人が整形手術を受けており、さらに子供たちも二重まぶた手術を受けていると報じた。

  タイムは同日、香港駐在特派員らにあらかじめ配付した「アジアでは整形手術ブーム」という見出しの記事で、アジア人が整形手術に対する認識を大きく変えつつあるとし、このように伝えた。

  特に韓国では成人10人に1人以上が各種の整形手術を受けており、子供さえ二重まぶた手術をしている。また、日本では細胞組織に傷をつけない「プチ手術」の人気が旋風を巻き起こしていると伝えた。

 

韓国人、1日1時間45分インターネット利用 (中央日報7/28)

  韓国民は1日平均2時間コンピューターの前に座っており、このうち1時間45分はインターネットに接続する。インターネットで、ゲーム・娯楽(61%、複数回答)を楽しむ人が最も多く、次に電子メール(60%)、情報検索(35%)などの順となっている。

  統計庁は28日、全国6歳以上の7万7000を対象に実施したこのような内容の情報化実態調査の結果を発表した。

  毎日1時間45分インターネット利用=インターネットの利用時間が1週間に12.2時間で、昨年より2時間増えた。また6歳以上の人口のうち、59%がインターネットを利用しているものとわかった。

  利用時間は男子が女子より3時間多く、年齢別では20代が15.5時間で最も多かった。60歳以上の高齢層も9.1時間利用していた。

  調査専門機関のサイバーアトラスによると、インターネット人口は韓国が1670万人で、米国、中国、英国、ドイツ、日本に続き世界6位だ。

  ゲーム・娯楽が最高の人気=インターネットでゲーム・娯楽をするという回答が61%(複数回答)で最も多かった。 電子商取引も急速に広がり、この6カ月間のインターネット利用者のうち、25%がインターネットを通じて商品を購入している。

 

【文化ノート】テレビの中の日本語使用指針を作るべき (中央日報7/11)

  現在、日本では、韓国民放のMBCテレビとフジテレビの韓日合作ドラマ『夕立ち、雨上がりの午後(仮題)』の撮影が進んでいる。7月の1カ月間、日本と韓国を行き来しながら撮影を行い、11月ごろ両国で同時放送する予定だ。    

  『夕立ち・・・』は、MBCテレビが今年2月、日本のTBSテレビとともに制作した『フレンズ』以降、2度目の韓日合作ドラマ。両国の俳優が半分ずつ出演し、韓国語・日本語・英語が3分の1ずつの分量を占める今回の韓日合作ドラマは、さまざまな面から意味深い。

  視聴者には、隣の国について少しずつ理解していく楽しさがあり、制作スタッフとしては、異なった放送制作のシステムを通じて相乗効果を得られる。こうした長所にもかかわらず、議論は続いている。

  その中心部には、ドラマの中での日本語処理問題がある。『フレンズ』が放映されたとき、日本語がそのまま放送されたことについて、一部では「日本語放送は時期尚早」とし、セリフの処理は吹き替えにすべきとの見方を強調した。

  しかし、視聴者の反応は概して柔軟だった。ドラマの流れから、日本語の使用が自然だったため拒否感がなかったからだ。

  韓国側がこうした議論を繰り広げるのに対し、日本の放送界は一歩先を行く。韓国人の俳優のキャスティングはもちろん、韓国語の放送についても積極的だ。「チョナン・カン」という韓国紹介番組が注目される中、今年4月には、韓国語が全体の半分を越える特集ドラマが放映されたりもした。

  『夕立ち・・・』が放送される11月には、ドラマの中の日本語使用と関連し、再びこの問題が浮き彫りになるだろう。苦労して制作したドラマがきちんと放送されるかどうか懸念される。

  これからでも日本語使用についての具体的なガイドラインが提示されなければならない。無条件に扉を閉じたまま原則ばかり強調する時代は過ぎ去った。

 

韓国でファンクラブ会員が1万人、笛木優子さん (朝日7/5)

 韓国ではユミンの名で活動する。

 6月に表紙を飾った雑誌は3冊。CM4本。ドラマやバラエティー番組にも出演した。人気は社会現象になり「韓国で成功した初の日本人女優」といわれる。

 本名にちなんでつけたユミンは、「あだ名みたいなもの。私はわたし。日本とか韓国とかの区別はしていません」。

 日本では「ホタル」で映画デビュー。初めての主演映画「新・雪国」を昨年撮った。しかし自己評価は落第点だった。

 そんな時、「シュリ」などを見て、韓国映画のスケールの大きさに衝撃を受けた。「役者としての幅を広げたい」。短大の時、旅行で1回訪れただけの韓国に単身で乗り込んだ。

 昨年11月、韓国デビュー作となったドラマでいきなり火がついた。

 韓国語をうまく話せないため、せりふのない聴覚障害者の脇役を演じた。視聴者からの反響は大きく、制作者がわざわざストーリーを変えて途中から主役に抜擢(ばってき)したほどだった。

 昨年暮れ、新聞のインタビューで自ら日本人だと告げた。それまでファンは韓国人だと思っていた。

 「ずっと好きだったのに」「ショックです」。そんな声が届いた。心ないメールも。だが、時間とともに「私は味方」という擁護派が圧倒的になっていた。

 「日韓関係ってこんなものだと思う。少し時間をかければ分かり合えるところまで来ている」

 W杯期間中は日本のテレビで、熱気あふれる韓国を紹介した。最近ドラマの主演がまた2本決まった。

 

ケミストリーの日本語の歌初放送へ ソウルのW杯前夜祭 (朝日5/30)

30日夜、ソウルで開かれるサッカー・ワールドカップ(W杯)の前夜祭で、ケミストリーなど日韓のアーティストで編成する「Voices of Korea/Japan」が、日本語入りのW杯公式ソング「Let’s Get Together Now」を歌うことになった。テレビでも生中継される予定で、韓国で日本語の歌が正式に音楽番組で放送されるのは初めてのこと。

 このユニットは日本からケミストリーと女性新人のソエル、韓国から男性デュオのブラウンアイズとリナ・パク(女性)の計6人が参加。日韓英3カ国語が交じったバージョンの公式ソングを披露する。

 韓国ではまだ日本語歌曲のCD発売が解禁されず、ニュースや芸能番組で短く紹介する以外は放送もダメ。韓国政府は3月、W杯公式ソングに限り7月末までの放送を許可したが、実際に流れるのは初という。

 朝日新聞の取材に応じたケミストリーの堂珍嘉邦さん(23)は「昔あったことは昔のことと片づけず、償っていかなければならない。オレたちにできるのは、一つの歌を歌うことで気持ちを共有すること」。

 

国立大法人化、国大協会長が「おおむね同意」と談話(朝日4/19)

 国立大学協会(会長、長尾真・京都大学長)は19日、臨時総会を開き、3月に文部科学省の調査検討会議が出した国立大学法人化の最終報告について、長尾会長が「おおむね同意できる」とする会長談話を発表、賛成多数で承認した。地方大の学長からは反発する意見が出たが、国は来春にも法案を国会に提出する。

 会長談話は「21世紀の国際的な競争環境下における国立大の進むべき方向としておおむね同意できる。協会は最終報告の制度設計に沿って、法人化の準備に入ることとしたい」などの内容だ。

 大学が原案を作成し文科相が定めることになった中期目標や、学内の機関で選んで大臣が任命する学長選考方法を大学の自主性・自立性の発揮をねらいとしている趣旨からして妥当」と評価した。

 教職員の身分が「非公務員型」になったことについては、就業規則や職員の異動など「早急に詰めなければならない諸課題も数多く存在する」と指摘したものの、「教員活動の自由度が高まるほか、多様な可能性が開かれる」とまとめた。

 国立大の法人化については、地方大を中心に異論がくずぶる。総会でも、談話の承認について「拙速だ。東大・京大を中心とした政策の中で動かしてほしくない」(岩手大)、「報告から大学の自治は読み取れない」(滋賀大)などと、反対意見が相次いだ。

 これに対し、調査検討会議の役員も務めた長尾会長は、法人化を進めないと、国立大は立ち行かなくなることなどを説明。「法案づくりが進んでいて、時間がない」として、挙手による承認を求めた。さらに法人化の指針作りなどをする「特別委員会」の設立も決めた。

 

日本の音楽ファンを魅了させた「アイドル少女」BoA (中央日報2002/3/27)

 


 

  1998年6月のある日。ソウル清潭洞(チョンダムドン)のある歌謡企画会社の事務所にある女の子が入ってきた。面長の可愛い顔。

  ソウル・ヤンジョン小学校6年だった少女は、オーディションを受けるため、企画会社を訪ねた兄について来たところだった。書類を作成する兄の後ろに立っていたこの少女を注意深く見つめていた人が「歌を一度歌ってみない?」と話しかけた。少女が歌ったのは、S.E.S.のバラード曲『完全な理由』。

  その日の夕方、少女の家に電話がかかってきた。兄はオーディションに落ち、両親を説得したすえ歌手の道を選んだ少女は、この企画会社の代表走者にまで成長した。少女の名前はBoA。

  先の20日、日本で発売されたファーストアルバム『LISTEN TO MY HEART』で、日本で最高権威が認められたレコードチャート、オリコンの週間アルバムチャート第1位になったBoAが26日帰国した。4月初め発売する韓国でのセカンドアルバムの制作を仕上げるためだ。

  「大変うれしいです。多くの方々に褒めていただいたので、さらにうれしいですね。韓国歌手として良い記録を作ったと言って下さる方が多いんです。外国で活動しながら、特に韓国文化をきちんと紹介できるよう努力しています」

  『LISTEN TO MY HEART』は、13日のオリコンのデイリーチャートで第1位に上がり、25日付のウィークリーチャートではトップに立った。これまで約60万枚が売れており、現在20万枚の注文を受けている状態だという。このごろ日本のレコード市場も韓国のように低迷している状況で『LISTEN TO MY HEART』のレコード販売量は、最高水準と言える。

  日本からの「うれしい便り」のせいか、このごろ韓国内の歌謡ファンの間でも、BoAと、そして4月初めに発売予定のアルバムに対する関心が高い。

  BoAは「初めて日本に渡ったとき、歌詞に込められた意味と歌の感性を結合させるのにだいぶ苦労した。反対に最近は、韓国アルバムを作りながらいわゆるj−popと呼ばれる日本風とは異なる韓国的感性を作りだすのに苦労している」と話した。振り付けもやはり同じだというのがBoAの説明だ。

  「日本はジャズ風の女性的な踊りが受けるでしょう。韓国はパワーのあるヒップホップ的な踊りが受けるけど...。今回の韓国アルバムの振り付けではその2種類を接ぎ木しようと思っています」「韓国の歌を歌う韓国歌手」として日本で活躍するのを望む人もいるのではという質問については「戦略的に、慎重に研究しなければならない問題だ」と話した。

 

【韓日文化比較】酒文化、たばこ文化 (中央日報2002/4/15)

  韓国人と日本人が一緒に酒を飲むとしよう。

  韓国人は自分の杯を相手に渡して酒を注ぐことが多い。日本の四国など一部の地域でも同じようにするという。

  しかし東京など大部分の地域では杯を相手に渡すことはない。その代わり相手が少しでも飲むと、酒を注ぎ足して杯を満たす。韓国ではこうした文化がないが、日本ではこれを礼儀と考える。

  韓国式には情を与えるという意味があり、日本人は清潔さを重視するためだとの解釈が多い。それで日本人と酒の席を一緒にする場合、相手の酒杯が空いたかどうか気を配らないと欠礼になりやすい。

  また「相手がずっと酒を注いでくれるのでたくさん飲むようになった」という韓国人も多い。こういう時「ここまで飲む」という意思表示をすれば、相手は酒を注がなくなる。

  多くの日本人は「日本ではビールから始まって強い酒へと移っていくが、韓国では反対に強い酒から始まってビールで終わる」と話す。

  日本は韓国に比べて酒には厳格で、たばこには寛大だ。韓国ではまだ、酒に酔って失敗することがある程度理解される。しかし日本では酒に酔って怒鳴ったりふらつく人が非常に少ない。

  韓国では目下の人が目上の人の前で煙草を吸うと礼儀を欠いた行為とみられるが、日本ではそうでない。

  日本の映画館で上映中の韓日合作映画「ソウル」で、若い日本人警官が韓国人警官の前でたばこを吸った際、「ここは韓国だ」と言われながら頬を殴られた。

  これを見て「本当にそうなのか」と聞く日本人が多かった。日本では「たばこと年齢は関係ない」と考える。タクシー内でも自由にたばこを吸える。たばこに関する限り、他の先進国に比べて日本はまだ寛大な方だ。

 

高校入試「内申書」が軽くなる? 文科省「絶対評価を」 (朝日新聞2002/3/17)

クラス全員に満点をつけることも可能な評価方法で採点した調査書(内申書)が新年度から登場する。文部科学省が原則「絶対評価」を打ち出したためだ。調査書は、公立高校入試で重要な合否判定資料になる。高校側が絶対評価の調査書をあまり信頼しない場合、学力テストの比重を高めた入試が増えてくる可能性もある。「この方法では無理」と当面は「相対評価」続行を決めた教育委員会もある。

 これまで調査書の教科成績は「5」は7%、「4」は24%などの配分率に基づく相対評価で付けるのが普通だった。

 文科省は4月からスタートする新学習指導要領に合わせ、絶対評価を打ち出した。一人ひとりの学習目標への到達度を測るため、配分率にとらわれる必要はない。今後は家庭向けの通知表、学校の公式記録の指導要録は絶対評価となる。

 ただ、入試の調査書に限っては都道府県教委に判断をゆだねた。入試の合否は主に、中学側が提出する調査書と学力テストの成績を組み合わせて決めているため、絶対評価の調査書を採用すべきかどうかという問題が浮上した。

 朝日新聞が電話で各教委に問い合わせたところ、東京都のほか千葉、宮城、山形、静岡の各県は絶対評価への転換を決めた。栃木、埼玉、岡山県も絶対評価を採用する方向だ。いずれも、「学力評価の基軸が変わった以上、調査書の評価法を改めるのは当然」と結論づけた。

 中国、四国、九州の大半の県は夏ごろまでに方針を決めるが、「二重基準」を避け、絶対評価とする県が多数を占める見通しだ。教委側は「評価の基準、方法が定まり、教師が習熟すれば、だれもが納得できる評定が可能」(都教委)と強調する。

 しかし、絶対評価は教師の主観で動きやすい。「5」「4」が従来より増えることも予想されるため、高校側には「選抜資料として使いにくい」という意見もある。

 公立高入試では、調査書と学力テストの比重が半々という場合が多かったが、最近、その比重などを各校に判断させる入試方式が増えてきた。絶対評価導入を受け、テスト重視の方式が広がる可能性もある。

 一方、少なくとも愛知、岐阜、奈良の3県は来春入試で、絶対評価を採用しないという。愛知は04年入試で絶対評価に切り替える方針。奈良は06年入試の際、改めて検討する。岐阜は将来の方針を固めていない。

 愛知県教委は「絶対評価が中学全体に定着するには時間がかかる。一種の激変緩和措置が必要」などと説明する。これらの県では当面、通知表などは絶対評価、調査書は相対評価という「二重基準」になり、生徒側の戸惑いも想定される。

 

「教壇先進化事業」が空回り    (中央日報2002/3/11) [TOP]

  3月6日午前、ソウル東大門区(トンデムング)J中学校2年の教室。 

  学生10人が休み時間に大型テレビとコンピューターでゲームをしている。先生が入って来ると急いでコンピューターの電源を消して席に戻った。李(イ)君は「教室にコンピューターが設置されて以来、授業中より休み時間によく使用されている」とし「学校でゲーム大会を開くこともある」と話した。

  教育部が1997年から推進してきた「教壇先進化事業」が空回りしている。「教壇先進化事業」とは、全国の小中高校22万の教室に30インチ以上の大型テレビとコンピューターを設置して近距離通信網を連結し、教師がマルチメディア教材を活用した授業を行える教育環境を構築すること。これまでテレビとコンピューターの普及に6000億ウォン、通信網構築に8000億ウォンの計1兆4000億ウォンの予算を注ぎ込んだ。 

  しかし事業施行5年が経過した現在の学校では、高価な装備がゲーム用、サッカー観戦用などに使われている。これら装備を活用する授業資料が十分に構築されていないうえ、教師のコンピューターに関する能力も不足しているためだ。 

  教育部側は「96年から各市道教育庁・韓国教育学術情報院などと協力して教育用CD5200本を一線の学校に普及したほか、教育部が運営する教育情報インターネットサイトの教育ネットに2万8000個の教育資料を掲示している」と主張しているが、教師らの話は異なる。   

  京畿道(キョンギド)S小学校の安(アン、24)教師は「これらのCDは教科書の一部の内容に限定されているうえ、上映時間も短く、教材として活用するのは難しい」とし、「教育ネットの資料も活用できるものがなく、同僚教師の大半が団体でサッカーの試合や映画などを見る以外、テレビとコンピューターを放置しているのが実情」と語った。

  教師のコンピューター活用能力を向上させる措置が不足している点も先進化事業が空転している原因だ。   

  教育部は教師のコンピューター活用能力を高めるため、2000年から5校に1人(3600余人)の割合でマルチメディア授業要員を指定し、教師全員を対象に年間15〜60時間のコンピューター研修を実施しているが、授業に活用できる水準にはほど遠い。

  全国教職員労働組合(全教組)の李京喜(イ・キョンヒ)スポークスマンは「教壇先進化事業は情報化社会に必要なこと」とし、「ハードウエア普及の実績にだけ集中するのではなく、実際に活用できる環境づくりのため積極的に投資すべきだ」と述べた。

 

ニューズウィーク特集「日本の天皇は韓国系」   (中央日報2002/3/11) [TOP]

  太平洋版カバーストーリー

  日本が自国文化の根を韓国に置いているという事実に対し不便に感じていると、ニューズウィーク最新号(20日付)が韓国版カバーストーリーで報じた。

  ニューズウィーク誌は「過去の秘密(old secrets)」という記事で「日本は隣国の影響を受けたことを示す数多くの証拠を隠し、過去を否認する態度で一貫している」とし「これは韓日関係にこれまで悪影響を及ぼしてきた」と指摘した。

  同誌は「学者は韓国の騎馬民族が1世紀初めに日本に移住したと考えている」とし、「言語学者は日本皇室の儀式で使われる言葉は新羅(シンラ)語に由来するという理論を提示している」と明らかにした。

  また「7世紀半ば、日本の50代桓武天皇の血統は半分が韓国人だが、日本人は天皇制を神聖視してこれを隠した」とし、「日本宮内庁は230の王家の墓を自分の財産だと主張し、発掘を拒否してきた」と説明した。

  同誌は「一部の研究によると、日本人の3分の1が韓国人の先祖を持つといわれる」と紹介した。

  また「韓国人は過去を忘れることが日本の文化であり、このために自分たちの過ちを認めないと考えている」と伝えた。

  この渦中に明仁天皇は昨年12月、続日本期を引用して「私自身としては、桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています」と述べ、韓国人の苦痛の記憶をなだめるために努力したと、同誌は伝えた。

 

 

歌手BoA、HMVデイリーチャートで2位  (中央日報2002/3/6) [TOP]

 


  日本で活動中の歌手BoAが、ニューシングルの販売が成功するなど、日本の大衆音楽界の頂点に向かって疾走している。

  日本のアルバム販売順位サイト「HMV」が3日に発表したデイリーチャートで、BoAが日本でリリースしたシングル『リッスン・トゥ・マイ・ハート』が2位となった。 『リッスン・トゥ・マイ・ハート』は、今年の1月17日、オリコンチャートで3位となり、話題をさらった。 これに続きHMVデイリーチャートでも上位に入ったことで、BoAが日本で確固たる地位を得たものと評価される。

  2000年8月に15歳でデビューしたBoAは、昨年日本での活動を開始し、これまで4枚のシングルを出した。 来月初め、韓国でのセカンドアルバムと日本でのファーストアルバムを同時にリリースするBoAは、最近、香港の俳優ジャッキー・チェンから、日本の人気漫画『頭文字D』を原作にした映画で共演しようとの依頼も受けており、映画出演も検討しているという。

 

日本高校の「韓国語ネットワーク」 (中央日報2002/3/6) [TOP]

  「高等学校の韓国・朝鮮語教育ネットワーク」(以下ネットワーク)は、日本の高校における韓国語教育のうぶやだ。

  高校の韓国語教師約150人のうち104人と、大学・社会団体の韓国語教授、講師らが加入している。

  彼らは東京などで2カ月に1回、地域ごとの集会を開き、教育法などを討論し、毎年1回は全国大会を開いている。今年1月には、東京の教師20人余りが財団法人国際文化フォーラム事務室で今年の韓国研修案などについて討論した。

  「ネットワーク」は国際文化フォーラムのプログラムの責任者、小栗章氏が発足させた。小栗氏の提案で、国際文化フォーラムは97年日本で初めて「日本高校の韓国語教育の実態」を調査し、2年後に報告書を出した。

  小栗氏は98年、駐日韓国文化院の財政支援を受け、「全国高校の韓国語教師の集会」を東京で初めて開催した。そして99年の集会の際に「ネットワーク」が構成され、小栗氏が幹事を担当した。昨年からは国際文化フォーラムが財政を支援している。

  1973年から76年まで大韓航空の東京支社で勤めた小栗氏は、「日本人が日本をよく知るためには、韓国語を勉強すべきだ」とし、「今年は全国の高校・大学の韓国語の教育実態と韓国語教育拡大の可能性などを調べる計画だ」と話した。

 

日本で「韓国語学習」ブーム (中央日報2002/3/5) [TOP]

  東京都立日比谷高校2年の第2外国語の授業。

  武井一教諭が、生徒12人に韓国料理が描かれた資料を2枚ずつ配り、ある女子生徒はキムチをお皿に盛り付けて生徒に回していた。教諭が各種の韓国料理について説明する間、生徒らはキムチを直接味わいながら韓国語と料理を学んだ。

  内田和博教頭は「2000年には第2外国語として韓国語を選択した生徒はいなかったが、昨年は12人が選択した」と話した。生徒の吉岡泰志さんは「ワールドカップ(W杯)で韓国に関心を持つようになった」とし「勉強を続けて上手に読み書きができるようになりたい」と抱負を語った。

  W杯を控え、日本で韓国語ブームが起こっている。

  国際文化フォーラムと在日本大韓民国民団(民団)によると、日本国内の高校約5500校中、韓国語を教えているのは1999年159校から昨年180カ所に増えた。2年前に設立された東京関東国際高校では、1学年7人、2学年14人が毎週6時間ずつ韓国語を勉強している。駐日韓国大使館の「優昌(ペ・ウチャン)教育官は、韓国語が今年初めて大学入試センター試験の科目に含まれ、日本の高校の韓国語ブームがさらに広がっていると分析している。

  社会人や大学生の間でも韓国語に対する熱気が高まっている。韓国人に会うと韓国語でどのようにあいさつと感謝を言うのかと尋ねる社会人も急に増えた。日本放送協会(NHK)教育ラジオの韓国語講座講師を務めていた油谷幸利同志社大学教授は「NHKの外国語講座の中で韓国語が英語、中国語に次いで人気が高い」と紹介している。

  日本の約530の大学のうち、約200校が韓国語を教養科目として教えている。放送大学は来月、韓国語の初級、中級課程を開設する。吉田光男東京大学文学部教授は「東大の1、2年生の10%が韓国語を受講しており、受講希望者は増え続けている」と話している。

  韓国語学習書である「至福の朝鮮語」の著者の野間秀樹東京外国語大学教授は「過去には学生らが植民地など歴史的な理由で韓国語を学んだが、今は映画、歌謡、W杯など多様な分野で韓国に対する関心が高まったためだ」と韓国語ブームの背景を説明している。

 

 

【東京から】日本メディアに「外国文化理解」のブーム (中央日報2002/3/5) [TOP]

  3日夜、テレビ朝日のドラマ『結婚の条件』を見た。日本人男性と韓国人女性が文化や習慣の違いを乗り越え、結婚にゴールインするというストーリーだ。

  内容自体は単純だ。仕事で済州道(チェジュド)を訪れた日本人男性の薫が偶然、韓国人女性の英華(ヨンファ)に会い、恋が芽生える。薫役には人気グループSMAPのメンバー、稲垣五郎が、英華役には金潤敬(キム・ユンギョン)が扮した。

  英華は日本を訪れ、薫の家に泊まるが、文化の違いからあちこちでハプニングが起きる。薫の母はキムチが食卓に上がることを嫌い、英華は薫の母の大好物である魚の佃煮になじめず…。

  英華は、自分を理解しようとするのではなく、遠ざけようとする薫の家族に対し失望と寂しさを感じ、故郷の済州道に帰ってしまう。

  済州道を訪ねた薫は、韓国の文化・習慣になじみ、韓国の伝統的な婚礼を行って英華と結ばれる。ドラマは、キムチと佃煮が一緒に並べられた食卓で、英華と薫の家族が笑いながら食事するシーンで幕を閉じる。

  見ようによっては「幼稚な」啓蒙番組ととれる。しかし、日本人に韓国を伝えんと努力した点は高く評価したい。例えば、食卓に茶碗を置いたまま食事する英華を、薫の家族が冷ややかに見つめるシーンが登場する。日本では、茶碗を手に持って食べる。食卓に置いて食べるのは「犬食い」といわれ、失礼とされる。薫は急いで「韓国では食卓に茶碗を置いて食べるんだ」と説明する。

  最近、日本ではワールドカップ(W杯)を前に韓国や外国の文化を伝えようとする動きが活発だ。メディアでも、キムチなどの韓国の食べ物を特集で頻繁に紹介する。新潟市などは、同地域で試合を行う参加国の食べ物を、小・中学校の給食に出すなどしている。静岡県の袋井市の小学校では「1校1国応援運動」を行っている。

  W杯は、韓国を世界に知らせる絶好のチャンスだ。だが同時に、外国を正しく理解する契機にもなる。そのどちらの面も、おろそかにしてはならないだろう。

 

 

東京大、「韓国学課程」を新設 (中央日報2002/3/5) [TOP]

  東京大学は、今年4月の新学期から、大学院に韓国学の専攻課程を開設する。

  東京大学の佐々木毅総長は4日午前、ソウル大の入学式で祝辞を述べ、「これまで韓国学は、既成の科目の一部として扱われてきたが、新学期からは教養学部と文学部の大学院に韓国学と韓国研究の専攻課程を新設する計画だ」と語った。

  佐々木総長の訪問は、昨年李総長が東京大学の卒業式で祝辞を述べたことに対する答礼として行われた。

  東京大学は最近、大学院韓国朝鮮文化研究課程に韓国学関連の4講座を新設し、歴史学、考古学、社会学、語学、文化人類学など8人の教授を正式に任命し、12人の学生を募集する予定だ。

  李総長は「ソウル大でも昨年、人文大の言語学科に上級日本語課程が開設されており、日本地域の研究が国際地域院から大学院の修士課程に定着しつつある」とし、「今年、5〜6人ほどの日本人教授を採用するなど、今後日本学の研究支援を着実に拡大していく計画だ」と話した。

 

国立大教職員は「非公務員」 文科省が最終報告素案 (2002/2/22 朝日) [TOP]

国立大学の独立法人化について検討している文部科学省の調査検討会議は21日、国立大のすべての教員、職員を「非公務員」とする最終報告の素案をまとめた。外国人の学長登用や、企業の役員の兼職など弾力的で多様な人事が可能になる。細部を詰め、3月中に最終報告をまとめる。

 昨年9月の「中間報告」では、「国立大学法人法(仮称)」を作り、民間経営手法を導入することなどの枠組みを示した。しかし、教職員の身分や運営組織の形態などについては結論が出ていなかった。

 素案は、法人化の利点を最大限に活用し、持てる能力を存分に発揮させる観点から、教職員の身分について「非公務員型」が適当とした。公務員の枠に縛られない自由度の高い人事や、各法人(大学)の戦略に基づく採用などができるのが最大のポイントだ。

 身分保障面では、各法人は就業規則を作り、退職手当、医療保険、年金、宿舎などについて法的措置をとるようにする。職員採用試験の問題作成、他機関との人事交流などには、大学間で共同して取り組むよう求めた。

 ただ、「公務員だから、と職員になった人の士気が下がる」との懸念や、公務員である文科省職員と大学職員との人事交流などの問題は残る。これらは最終報告までに議論することになる。

 そのほか、各法人の運営組織の骨格もまとまった。重要事項を議決する役員会(仮称)と、教学面を審議する評議会(同)、経営面を審議する運営協議会(同)、法人業務を監査する監事の四つで構成。評議会は学内代表者を、運営協議会は学外有識者らをメンバーとする。

 

日本軍慰安婦、国史教科書に詳しく記述 2002/2/21 中央日報) [TOP]

  日本軍慰安婦に対する、韓国の中・高校課程の国史教科書の内容が補完される。

  今年度新学期から使われる中学2年生と高校1年生用の国史教科書では、日本軍慰安婦が強制的に動員された点慰安婦が日本軍の性的奴隷の生活を強いられた女性だという点−−が明示される。

  従来の中学の国史教科書は「当時、韓国女性まで挺身隊の名のもと連行され、日本軍の慰安婦として犠牲になった」と簡単に叙述していた。

  新しい教科書は「多くの女性を強制的に動員し、日本軍が駐屯しているアジア各地域に送り、軍隊慰安婦にさせた後、非人間的な生活を強要した」と明示した。

  また、参考資料では日本軍慰安婦を「韓国、中国、フィリピンなど日本の植民地と占領地で日本軍によって強制的に戦場に連れられて性的奴隷の生活を強いられた女性のこと」と定義付けた。

  日本軍慰安所を撮った写真も中学校課程の教科書に初めて載せられた。

  高校課程の国史教科書は参考資料で、「11歳の幼い少女から30歳以上の大人に至るまで、各年齢層の韓国女性らが『慰安所』にとどまり、日本軍人を相手に性的行為を強いられた」と記述した。

  これは、昨年5月、女性部が教育人的資源部と国史編纂委員会に申請した国史教科書の改正内容が反映されたものだ。

  女性部の黄仁子(ファン・インジャ)権益企画局長は「日本の歴史教科書のわい曲ばかり批判せず、韓国の国史教科書からまず改めるべきだという声が高かった」とし、「学生の日本軍慰安婦に対する関心を高め、正しい歴史認識を定立させるうえで役立つだろう」と述べた。

 

 

韓日若者の友情と勝負を描いたアニメ『キックオフ2002』 2002/2/19 中央日報) [TOP]

 


 

  スポーツアニメで世相を読むのは興味深い。 1970年代、国内で人気を集めた作品(ほとんどは日本の作品)は、勝利に向かって厳しい訓練を克服する主人公たちのド根性を強調したものが多い。『タイガーマスク』しかり、『あしたのジョー』(韓国では『挑戦者ハリケーン』) しかりである。 漫画ではあるが、李賢世(イ・ヒョンセ)の『恐怖の外人球団』もその延長線上にある。

  90年代後半に一世を風びした『スラムダンク』は、やや趣が異なった。 厳しい練習はせず、天賦の才能を持った主人公らの姿を強調したのである。 「ハングリー精神」ではなく、「うまくできるからする。好きだからする」という意識の変化が目立つようになった。

  21日からKBS2(毎週木曜午後5時30分)で放映される26部作『友情のグラウンド』は、ワールドカップ(W杯)の雰囲気に合わせて、サッカーを愛する韓日両国の若者の友情と勝負を描いたアニメだ。 企画当時、韓日共同制作で推進されたため、NHK衛星放送(BS2、毎週月曜午後6時)では、『キックオフ2002』という題で、18日に放映を開始した。 

  KBSメディア、ドリームキッドネット、孫悟空が2年間、約36億ウォンの制作費をかけて作ったこの作品は、韓国で優れたサッカー選手として活躍した後イタリアへ渡ったカン・チャンと、幼い頃家族と一緒にイタリアに移住、ユースチームに入ったケンイチがグラウンドを駆け巡り、両国のW杯代表に選抜されるまでの過程を描いている。 新世代サッカーの天才たちが、どのように成長、発展するのかに焦点をおいている。

  第1話で「僕はW杯なんかには関心はない。楽しくサッカーできれば、それででいいのさ」と話すケンイチは、典型的な新世代だ。 静かな性格で、ただ自分がしたいことだけをする。 カン・チャンはそうしたケンイチの潜在的な勝負魂に火を付ける。 ちょっと生意気に見えるほど自信満々な姿だ。 これまで韓国人のキャラクターが主にバカ正直な面が強かったことと比べると、風変わりな設定にも見える。 

  コンピューターと手作業を重ね、ダイナミックな画面を演出しているこの作品の成否は、試合シーンのみならず、主人公たちの心理描写、そしてカン・チャンとケンイチの妹ミキとの恋がどれだけ細かく描かれるのかにかかっていそうだ。 

  この作品は昨年NHKに1本当たり100万円という高額で輸出された。 また欧州地域には1本当たり2万ドル(約260万円)で輸出され、まもなく放送される予定だ。

 

日本語使用ドラマのテレビ放映、どこまでOK?2002/2/19 中央日報) [TOP]

 


  韓日共同制作ドラマ『フレンズ』(15〜16日放送)で日本語がそのまま放送されたことが議論を呼んでいる。 文化観光部(文化部)は「日本語放送は時期尚早」と主張したのに対し、放送委員会と制作したMBCは「やむを得ぬ場合は使用可能」という姿勢を示している。

  日本語使用どこまで?=文化部は2000年6月日本大衆文化第3次開放を通じ、放送においてはスポーツ、ドキュメンタリー、報道部門だけを限定的に解放し、ドラマや歌謡曲は除外した。 しかし、『フレンズ』の場合、韓日共同制作を名分に例外として認められた。 

  問題は日本語セリフを吹き替えにするか、字幕にするかをめぐって発生した。 文化部傘下の日本大衆文化開放諮問機構である韓日文化交流諮問委員会の池明觀(チ・ミョングァン)委員長は「日本語での放送はできないという第3次開放の原則を破った」とし、「原則なく開放すれば、日本語が流れ込んでくるだろう」と警告を発した。 

  これに対して放送委の関係者は「国際慣例上共同制作番組の場合、国内制作番組と見なす。『フレンズ』はストーリー展開上日本語使用が自然であり、内容も刺激的なものはなかった」と釈明した。 MBCが35%程度を日本語で制作したドラマを、吹き替えの代わりに字幕処理する方式で放映したのはこれに基づいたものだ。

  この過程で池明觀委員長は17日、政府の安易な対応などに抗議、辞意を表明したが、当日文化部の説得を受け入れ、これを撤回する場面もあった。 これは日本大衆文化の開放範囲をめぐる解釈が異なることに端を発したものだが、後遺症は依然残ったままだ。

  韓日共同制作品相次ぎ登場=ワールドカップ(W杯)開催を控え、様々な分野で韓日共同作業が活発に推進されている。 2月から7月末まではW杯と関連した日本語歌謡曲がそのまま電波に乗る。 

  また来月末にはW杯共催の成功を祈るため韓日両国の歌手らが共同制作したヒップホップアルバムが国内で発売される予定だ。 MBCはさらに2作品を共同制作するため協議している。

  テレビ視聴者はおおむね柔軟な立場をとっている。 インターネットには「吹き替えではかえってドラマがおかしくなっただろう」(soloesc)、「いつかは開放するなら、今から少しずつ導入しなければならない」(rlacldb)などの意見が主に掲載されている。

  専門家らは日本語使用に対する適切かつ具体的なガイドラインが提示されるべきとしている。

 

日本国民の好感度、韓国が3番目 (中央日報2002/2/16) [TOP]

  全世界の国家・地域のなかで、日本国民が韓国に対して感じる親近感は、米国、欧州連合(EU)に次ぎ3番目に高いことが、調査により分かった。

  日本の内閣府が最近20歳以上の男女2066人を対象に調べた「日本国民の外交関連意識調査」によると、「韓国に親しみを感じる」人が50.3%に上った。最も親しみを感じる国に上がったのは「米国」(76.5%)で、次に「EU」(57.2%)となり、日本国民の欧米に対する「愛情」も再確認された。

  日本と「北方領土」問題をめぐり紛争中のロシアに対しては、「親しみを感じる」(17.9%)より「親しみを感じない」(76.7%)がはるかに多かった。

  今回の調査で「韓日関係が良い」とした人は、昨年の歴史教科書紛争の影響からか、前年度の51.4%から42%に落ちた。中国に対しては「親しみを感じられない」(48.1%)が「感じる」(47.5%)をやや上回ったが、回答者の44%がアジアでの経済協力パートナーとして中国をあげており、中国の潜在力を高く評価しているものと解釈された。

  経済協力パートナーとして韓国を取り上げた人はほとんどいなかった。韓国の経済力は依然認められずにいるものと分析された。一方、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に関心がある」とした人は、前年度の62.9%から54.1%に落ちた。

 

韓日間の誤解を解いた「ドラマの力」 (中央日報2002/2/15) [TOP]

  2月初め、ある日本人が電子メールを送ってきた。 歌手の劉承俊(ユ・スンジュン)の熱烈なファンだというこの青年は「ユ・スンジュンを非難する韓国人を理解できない」とし「韓国の軍隊では自殺する兵士が絶えないと聞いた。何故そんなに軍隊に送ろうとするのか」という表現で、韓国軍隊に対する強い拒否感を表した。そして、15日の後に彼からまた電子メールが届いた。 「韓国軍隊に対し、肯定的に思うようになった」という思いがけない内容だった。

  事情はこうだった。日本では4・5日、最初の韓国・日本共同制作ドラマ『フレンズ』が放映された。 MBCと日本のTBSが共同制作した『フレンズ』は偶然に出会い、結局は恋に落ちる韓国男性(ウォン・ビン)と日本の女性(深田恭子)の話だ。 韓国の男性は軍隊召集令状が出て海兵隊に志願し入隊、日本の女性は彼に会いに韓国に渡り愛を確認するという内容だ。

  放映直後のTBSのホームページには「安東の古宅が趣があった」「韓国人は情が深いようだ」という内容が続々と寄せられていた。日本人がこのドラマで、特に注目したのは韓国の軍隊だ。 韓国の軍隊を「監獄」だと誤解してきた日本の若者に、海兵隊に志願して充実に軍隊生活をする姿が新鮮に映ったのだろう。 電子メールを送った青年もこのドラマを見て、考えが変わったという。  

  『フレンズ』の韓国試写会に参加した日本側の伊佐野英樹監督は「日本人の否定的な考え方がある中で、軍隊の内容をドラマに必ずしも入れなければならないものか悩んだ」とし「結果的に韓国を見直す良い機会になったようだ」と明らかにした。

  『フレンズ』は韓国人が見るには多少幼稚だ。特に弟、父親、友人の「非常な」軍隊生活を送った人なら、何かの啓蒙映画を見るような感じがするかもしれない。 それでもこのドラマは、日本の若者らに韓国を肯定的に伝える立役者の役割をしている。

  百聞は一見にしかず。 日本人に韓国を何故知らないのかと抗弁しても仕方ない。 うまく作ったドラマ一本を見せる方がいっそう効果的だ。 これをきっかけに韓・日共同制作ドラマがもう少し活性化されることを期待する。『フレンズ』は15・16日、韓国でも放映される。我々韓国人もドラマを通じて日本の社会をもう少し理解できる良い機会になればと願う。

 

日本で李秀賢さんの慰霊祭を挙行(中央日報2002/1/27)  [TOP]

  「私にも李秀賢(イ・スヒョン)さんと同じ年齢の息子がいる。韓国を訪問すれ際は必ず李さんの墓参りをしたい」−−。

  田中真紀子外相は26日、東京新宿で開かれた李秀賢さん(当時27歳)と関根史郎さん(47)の「1周忌合同慰霊祭」でこう述べながら目に涙を浮かべた。田中外相は「李さんを通じて韓国を考えるようになる」と述べた。

  李さんと関根さんは1年前、東京・新大久保駅のホームから酒に酔って転落した日本人を助けようとして死亡した。特に高麗(コリョ)大学を休学して留学していた李さんの「殺身成仁」は、若者の利己主義化を懸念していた日本社会と、韓国を敬遠していた一部の日本人に衝撃を与えた。

  この日の東京には小雨が降ったが、慰霊祭には一般市民や小学生ら約500人が集まった。福田康夫官房長官、中谷元防衛庁長官など有力政治家も参加し、小泉純一郎首相、森喜朗元首相は弔花と弔電を送った。金大中(キム・デジュン)大統領からは弔花が届けられ、崔相竜(チェ・サンリョン)駐日大使らが慰霊祭に参加した。

  李氏の父親の李盛大(イ・ソンデ、64)さんは「家族にとってこの1年は大変辛い日々だったが、秀賢の行動は韓日友好の増進に大きく貢献するだろう」と話した。

  日本では26日、アジア出身留学生を支援するための「李秀賢追慕奨学会」が正式に設立された。また27日には亡くなった二人の名前を取った第1回『秀史文化祭』が開幕、追慕コンサート(東京サントリーホール)など各種の行事が開かれた。

 

W杯に向け、韓日ドラマ交流活発に (中央日報2002/1/27) [TOP]

韓日のドラマ交流が感情の溝を埋めつつある。

  韓日ワールドカップ(W杯)を機に、両国俳優らの交流が深まっているのだ。こうした動きは、相手国を理解しようと企画したテレビ局の配慮から始まった。専門家らは、W杯後も、大衆文化の追加開放などを考慮し、現在の流れが続いていくことを期待している。

  

  韓国から日本へ=現在日本で最も活発に活動している俳優は尹孫河(ユン・ソンハ、25、写真左)。彼女は昨年、NHKドラマ『もう一度キス』とフジテレビのミニシリーズ『ファイティングガール』で主役として出演した。彼女は今年3月、NHKが制作・放送する『尹孫河の韓国紀行』の司会役にも抜てきされている。

  またドラマ『学校4』『秋に出会った男』などで優れた演技力を見せてくれたタレント、キム・ユンギョン(25、写真右)が来月末、テレビ朝日で放送されるドラマ4部作『結婚の条件』に主人公として出演する。これは韓国と日本の男女が、文化や歴史の違いを克服して結婚に至る過程を描いた作品だ。

  

  韓国でも日本ブーム=MBCの週末ドラマ『我が家』で聴覚障害者役として出演している笛木夕子(22、写真)は、訪韓4カ月にしてファンクラブの会員数が1万人を超えるスターに成長した。「ユミン」という韓国名も持っている。彼女の活躍について、日本メディアも特集を組むなど、大きな関心を寄せている。 また木村拓哉(29)は最近、韓国のあるジーンズCMに登場し、注目された。

  ◇合作ドラマも制作=韓国MBCと日本TBSが来月同時放送を予定している『フレンズ』は、ウォン・ビン(25)と深田恭子(19)という両国のトップスターが出演するため、注目されている。このドラマは、両国の男女が純情な愛を育んでいく過程を詳細に描いている。TBSの木島部長は「ドラマのように、韓国と日本も親友になれればと思う。誰が見てもおもしろいドラマを作りたい」と話している。

 

米空爆、中国で低評価 日韓中米・世論調査: 「嫌日」韓中6割に (朝日12/25) [TOP]

 朝日新聞社と韓国・東亜日報社は11月、共同で日本と韓国、中国(調査地は北京市)、米国の4カ国で世論調査を実施した。米国の対テロ軍事行動への「支持」は米国で9割、日韓はともに6割弱、中国では4割弱と割れた。また、中国で「米国嫌い」が半数近くに増え、韓中の「日本嫌い」は6割に達した。同時多発テロの後、各国政府は反テロで協調する姿勢を打ち出したが、人々の視線には差があるようだ。

 日韓共同調査は84年以降8回目、米中も含めた4カ国調査は昨年11月に続き2回目。今年4月には本社独自に米中調査を実施している。

 米国の対テロ軍事行動について、「支持」が多数となった米日韓3カ国とは対照的に、中国では「不支持」が64%と、否定的な見方が強い。

 各国民の間の距離感にも影響を与えたようだ。米国では、米中軍用機接触事故後の4月調査で49%だった「中国嫌い」が34%に減ったが、中国では逆に「米国嫌い」が31%から45%に増えた。米国の軍事行動を支持しない人ほど「嫌い」が多く、「まったく支持しない」人の中では6割に達した。

 韓国と中国では、日本を「嫌い」という人が昨年調査の4割から今回6割に増えた。

 「日本嫌い」は、自衛隊を海外派遣できるようにしたテロ対策特別措置法への評価とも重なる。「大変よくない」と答えた人のうち、「日本嫌い」は中国で74%、韓国では70%に及んだ。

 また今年は、日本の歴史教科書の検定や首相の靖国神社参拝に対して韓中で批判が高まった。こうした歴史認識の問題を重視する人で「日本嫌い」が多めの傾向だ。

 

日韓首脳がW杯成功を願ってエール交換:元日にTV放送 (朝日12/25)  [TOP]

 小泉純一郎首相と韓国の金大中大統領が来年の日韓共催のサッカー、ワールドカップ(W杯)の成功を願い、元日にそれぞれ相手国の国民に向けた映像メッセージを送り合うことがわかった。韓国外交当局者が24日、明らかにした。

 98年の日韓共同宣言以来、順調だった両国関係も、今年は歴史教科書問題や小泉首相の靖国神社参拝などで緊張が高まったが、W杯の開催年であり、「日韓国民交流の年」とも位置づけられた02年を迎え、関係を再構築して友好の雰囲気を高めようとの狙いだ。

 同関係者によると、首相と大統領が語る新年メッセージの映像は、NHKと韓国のKBSでそれぞれ放送される予定。

 

7割が統合に言及 国立大の再編計画公表(朝日1/25)

 文部科学省は24日、101の全国立大(短大2校を含む)が提出した「再編検討状況」の資料を初めて公表した。24大学が統合に合意、12大学が統合協議先を具体的に挙げて報告。近隣大学と懇談会などを持っている大学も合わせると約7割が統合問題に言及している。また、法科大学院の設置を検討している大学は約4分の1にのぼった。

 資料によると、統合に合意した24大学と、その組み合わせ、12大学が挙げた協議先は別表の通り。新潟大、岐阜大、大阪教育大を除き、双方が具体名を挙げた。新潟大は、教育人間科学部の統合を上越教育大と数回協議。工学部も長岡技術科学大との統合を検討中という。

 近隣の国立大で懇談会などを設け、検討している例は多い。北海道では、北大を除く道内6国立大で昨年、「副学長懇談会」を設立、さまざまな検討をしている。

 北東北では弘前大、岩手大、秋田大が懇談会。北陸でも富山、福井、石川県の6大学1短大で意見交換。四国では、鳴門教育大が「四国教育大学構想」を打ち上げているほか、国立7大学が教育系学部の統合について協議しているという。

 北関東では埼玉、茨城、宇都宮、群馬の4大学が懇談会をしていたが、このうち埼玉、群馬が統合の具体的協議を始め、4大学の連携という意味では流動的になった。

 統合しない方針を出している大学も岡山大など6大学あった。旧帝大系では再編には触れていないところや、受け身の報告が目立った。

 法科大学院(ロースクール)の設置を予定もしくは検討していると報告したのは25大学。旧7帝大のほか、規模の大きい総合大学が名を連ねる。信州大、茨城大、広島大などが地元弁護士会と連携し準備を進めている。

 公表した資料は、再編統合だけでなく、大学院などの組織改革、教育研究体制の改善の検討状況なども盛り込まれている。文科省は、この資料をもとに28日から2月1日まで各大学から状況を聞き取る。

 【統合に合意済み】

■2002年10月統合、03年春入学

 筑波大・図書館情報大

 山梨大・山梨医大

■2003年10月統合、04年春入学

 東京商船大・東京水産大

 福井大・福井医大

 神戸大・神戸商船大

 島根大・島根医大

 香川大・香川医大

 高知大・高知医大

 九州大・九州芸工大

 佐賀大・佐賀医大

 大分大・大分医大

 宮崎大・宮崎医大

 【統合を協議】

群馬大=埼玉大

新潟大→上越教育大

富山大=高岡短大=富山医薬大

岐阜大→市立岐阜薬科大(公立)

静岡大=浜松医大

滋賀大=滋賀医大

大阪教育大→大阪大、大阪外大

《注》いずれも文科省の公表資料から。=は双方が具体名を挙げている。→は前に書かれている大学側のみの記述。

 

 

天皇陛下、続日本紀に触れ「韓国とゆかり」 W杯に期待 (朝日12/23)  [TOP]

 天皇陛下は23日、68歳の誕生日を迎えた。これに先立って記者会見し、深刻化する経済情勢が国民生活へ与える影響を案じ、この1年を振り返った。日韓共催のサッカーワールドカップ(W杯)との関連で、人的、文化的な交流について語る中で「韓国とのゆかりを感じています」と述べた。「残念な」歴史にも触れ、両国民の交流が良い方向へ向かうよう願う気持ちを示した。

 W杯の共同開催国、韓国に対する関心や思いを問われ、陛下は、同国からの移住者らが文化や技術を伝えたことに触れ「私自身としては、桓武(かんむ)天皇の生母が百済の武寧王(ぶねいおう)の子孫であると続日本紀(しょくにほんぎ)に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています」と語った。

 一方、「残念なことに韓国との交流はこのような交流ばかりではありませんでした」と語り、「このことを私どもは忘れてはならない」と述べた。さらに過去を「正確に知ることに努め、個人個人としての互いの立場を理解していくことが大切」とし、W杯を通し「両国民の間に理解と信頼感が深まることを願っております」と話した。

 会見の冒頭には経済情勢の深刻化に触れ、「失業率も高まり、国民の暮らしに大きな影響が生じていることを深く案じています」と話した。戦後の荒廃からの復興を例に、経済情勢など日本が抱える困難な問題を「国民が必ずや乗り越えていくものと期待しています」と語った。

 皇太子ご夫妻の赤ちゃんについては「健やかに育っていくことを願っています」と喜んだ。

 皇室の活動と公私の兼ね合いについては「私どもはやはり、私人として過ごすときにも、自分たちの立場を完全に離れることはできません」と述べた。

 

天皇陛下の「韓国とゆかり」発言、韓国各紙が1面掲載 (朝日12/23)  [TOP]

 東亜日報など韓国各紙の24日付早版は、「桓武(かんむ)天皇の生母が百済の武寧王(ぶねいおう)の子孫であると続日本紀(しょくにほんぎ)に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています」との天皇陛下の発言を1面に掲載した。「韓(朝鮮)半島との血縁を天皇自ら初めて発言した」と紹介している。

 韓国国内でも来年の日韓共催サッカー、ワールドカップ(W杯)のソウルでの開幕式に天皇が初訪韓するのは難しいとの見方が強まっているが、W杯を前に「韓国人に送った友好メッセージ」などと好意的に伝えた。

 ほとんどの韓国紙が天皇の顔写真入りで1面に記事を据えた。東亜日報は東京発で「皇室が百済と密接な関係にあるのは日本の歴史書にも記録されてはいる。しかし、これを公に言及することはタブー視されてきた」と報じた。

 

「百済王の子孫が桓武天皇の生母」明仁天皇、韓日の縁を強調 (12/23 中央日報)  [TOP]

  日本天皇が古代韓日間の交流事実と韓国とのゆかりを強調し、「2002年韓日ワールドカップ共同開催を機に、両国民の理解と信頼感が深まることを願う」と述べた。

  明仁天皇は68歳の誕生日を迎えた23日、特別記者会見を開き、韓日両国の人的・文化的交流問題に言及しながら「韓国とのゆかりを感じている」と話した。日本の天皇が韓国との歴史的交流事実を取り上げながら両国の関係に対して具体的な立場を表明するのは異例だ。

  明仁天皇は「日本と韓国との人々の間には、古くから深い交流があったことは、日本書紀などに詳しく記されている。韓国から移住した人々や招聘された人々によってさまざまな文化や技術が伝えられた」と韓日関係について話し始めた。

  天皇は「こうした両国の文化交流は日本のその後の発展に大きく寄与したことと思っている」とし、「私自身としては、桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じている」と話した。

  天皇は「武寧王は日本との関係が深く、この時に五経博士が代々、日本に招聘されるようになった」とし、「武寧王の子・聖明王は日本に仏教を伝えたことで知られている」と付け加えた。天皇は、宮内庁楽部の楽士の中には当時の移住者の子孫で、代々、楽士を務め、今も折々に雅楽を演奏している人がいると紹介した。

  天皇は「しかし残念なことに、韓国との交流はこのような交流ばかりではなかった」と強調した。

  天皇は「ワールドカップを控え、両国の人々が、それぞれの国が歩んできた道を、個々の出来事において正確に知ることに努め、個人個人として互いの立場を理解していくことが大切と考えている」と述べた。

【社説】日本天皇の発言、歴史認識発展の契機に (12/24中央日報)  [TOP]

  日本の天皇が23日、自身の先祖である桓武天皇の生母が百済(ぺクジェ)の武寧王(ムリョンワン)の子孫であることが続日本紀に記録されていると言及し、日本の皇室と百済との血縁関係を公開的に認めた。これは1984年、昭和天皇が「6−7世紀、日本の古代国家形成時に韓国から来た人々が大きな役割を担った」とした発言をさらに具体化したもので、歴史認識においてかなり踏み込んだものであることに我々は注目したい。

  特にこうした見解は、@両国間で周期的に繰り返される歴史わい曲問題がワールドカップ共催という国際的行事にまで摩擦をきたし、感情的対立を生む恐れがある時点A21世紀の東アジア経済発展をリードしていく投資協定締結など、相互間の交流、協力の雰囲気を萎縮させる可能性がある時点−−で出されたものであるため、一層意味があると思われる。

  これまで両国は、歴史問題が起きるたびに、仲裁できないほどの見解差を露呈し、平行線をたどってきた。古代史に対する天皇の23日の発言に対しても、両国の世論が異なる反応を見せているのがまさに実証的な例だ。韓国側はこのニュースを大きく取りあげた反面、日本のマスコミはごく少数の新聞以外はほとんど沈黙を守っている。

  両国の指導者らは定期的に「韓日歴史共同委員会」の設置に合意してきたが、これはいつも政治的社交儀礼にとどまっていた。我々の注目に値する進展といえば、セミナーと懇談会数回だけだった。日本の天皇の発言を機に、共通の歴史認識を土台にした両国間の協力増進は、真しな議論の出発によってなされるべきだ。極右的または極左的見解を積極的に排除し、事実と史料を中心に評価し、現場調査などを通じて忌たんない意見を表明できる社会的雰囲気が作られてこそ、過去の歴史評価が意味をなすだろう。我々が過去の歴史に対する優越感や日帝時代のコンプレックスを克服し、日本を討論の場に導き出してはじめて日本も変わっていくのだろう。

韓国、中高生の67%が携帯電話を所有 (中央日報11/26) [TOP]

  韓国の中高生の67%が携帯電話を持っており、75%は携帯電話がなければ不安を感じることが分かった。

  国務総理傘下の青少年保護委員会(委員長、金聖二)は今年4月から10月、ソウルなど全国10の市・道の中高生2339人を対象に調査を行い、26日、「青少年の携帯電話利用実態」を発表した。

  調査結果によると、携帯電話を持っている中高生の1日平均の通話回数は「6回」で、平均時間は「20分」。内訳は、「5分以内」(27%)、「6〜10分」(22%)、「11〜20分」(21%)、「21〜30分」(14%)、「31分以上」(16%)などであることが分かった。

  通話相手は、「同性の友達」(57%)、「異姓の友達」(20%)、「両親」(15%)の順だった。

  また文字メッセージの利用は1日平均18回で、回答者の43%は「文字メッセージ使用時に標準語法を守らない」と答えた。

  月平均の携帯電話使用料金は、3万1400ウォンで、回答者の10%は5万ウォン以上の料金を払っていた。79%が「料金は親が負担する」と答え、使用量の滞納経験がある学生(15%)の14%はこれを返すためにアルバイトをした経験があることが分かった。

  携帯電話の使用に対して「親が反対する」という学生は35%だった。

  青少年保護委の関係者は「青少年が友達と通話するため必要以上に携帯電話を使用していることが分かった」と述べた。

 

日本語教師が足りない 韓国の高校教師が来日して特訓 (朝日11/25)[TOP]

 さいたま市にある国際交流基金日本語国際センターで、韓国の高校教師40人が、日本語や日本文化についての研修を受けている。実は韓国での「本職」はドイツ語やフランス語の先生たち。日本語を学ぶ高校生が今後も増えそうで、日本語教師の不足を補うため、他の科目の先生から養成することになった。教科書問題などで日韓関係は冷え込んだものの、韓国での日本語学習熱は、相変わらず高い。

 韓国の高校では第2外国語は2、3年の必修科目。これまでは学校の裁量で開設科目を決めており、歴史的な背景から日本語は抑制される傾向にあった。それでも今年は3分の2の高校で講座がもうけられ、全生徒の約半数が履修。約1600人の先生が教えている。

 03年からは新教育課程が導入され、原則として生徒が自由に外国語を選択できる。そうなれば8〜9割が日本語を希望、教師が大量に不足するとみられるため、独・仏語の教師から「転向」志願者を募る奇策が考え出された、という。

 今年は計171人が1年間、ソウル大学などで日本語教師になる特訓を受けている。このうち日本には2週間滞在、「本場」の教授法や書道、歌舞伎など日本文化を学ぶ予定だ。日本政府も今年7月、研修受け入れを表明していた。

 研修に同行している鄭大成ソウル大教授は「日本の大衆文化開放で日本語への親しみが増したうえ、去年からは大学の修学能力試験(センター試験に相当)で日本語が取り入れられた。ますます学習者は増えるでしょう」と、分析する。

 

韓国のキャラクター「マシマロ」、日本上陸 (朝日2001年11月10日)[TOP]

 

 韓国の若者の間で、携帯ストラップやぬいぐるみになって大流行しているウサギのキャラクター「マシマロ」の日本での商品化権を獲得したと、「タカラ」が6日発表した。韓国生まれのキャラクターの日本初進出になりそうだ。

 もともとは漫画家志望の青年キム・ジェインさん(23)が、個人のウェブサイトに載せていたアニメの主人公。作者のキムさんは記者会見で「ピカチュウと競おうなんて意識はないんですが……」と照れていた。

 

韓日双方向通訳の携帯端末機、11月ごろお目見え(中央日報)Jun.12.2001[TOP]

韓国語で話した内容を日本語音声で翻訳してくれる携帯用自動通訳機が、11月ごろお目見えする予定だ。
 
音声認識技術企業の潟{イスウェアー(www.voiceware.co.kr)は自然語処理技術企業のシースメタ、筆記体認識技術企業のビジョンネットとともに、韓国語と日本語の双方向同時通訳が可能な自動通訳機を開発中だと12日、明らかにした。
 
PDA形態の通訳機は、内蔵マイクに向かって韓国語で話した言葉や液晶画面に書いた文字を認識し、日本語に翻訳する機能を持つ。翻訳された内容はPDA付着のスピーカーで聞くこともでき、液晶画面にも表示され、すぐに相手に伝達できる。日本語を入力すれば、翻訳された韓国語を聞いたり文字で見ることができる。
 
開発を総括しているシースメタのシン・ソクファン研究所長は「共同作業中の企業が核心技術を保有しており、通訳の正確度は90%に達すると予想される」と述べている。

 

 

「情けは人のためならず」を誤解 国語に関する世論調査 (asahi.com) 2001.6.13 [TOP]

 文化庁は12日、今年1月に全国の男女3000人を対象に実施した「国語に関する世論調査」の結果を発表した。「情けは人のためならず」の意味を過半数が取り違え、自分の子どもに「買ってやる」派と「買ってあげる」派がほぼきっ抗していた。

 ことわざでは、「情け……」に加えて「一姫二太郎」と「かわいい子には旅をさせよ」の理解度を聞いた。「情け……」では「人に情けをかけて助けてやることは、結局はその人のためにならない」という誤用が48.7%で、本来の意味である「人への情けは結局は自分のためになる」の47.2%を上回った。

 「一姫……」(正答=子どもの一人目は女、二人目は男が理想)でも「子どもは女1人男2人が理想的だ」が33.7%、「かわいい子……」(正答=子どもは甘やかさず世間に出して苦労させた方がいい)でも「子が望めば、希望通りにさせてやるのがよい」の選択者が7.8%いた。

 「やる」とその丁寧表現「あげる」の使い分けでは、「植木に水を――」「相手チームにはもう1点も――(ら)れない」の2問で、ほぼ7割が「やる」を選んだ。ところが、「うちの子におもちゃを買って――たい」では、「やる」46.8%に対し「あげる」44.8%、残りは「両方使う」だった。5年前にも同じ質問をしており、3問すべてで「あげる」派が増えていた。


 このほか、最近耳にすることが増えた8つの言い回しについて、使用経験の有無を聞いた。このうち「じゃん」と「やっぱ」は30代までの過半数が使っていた。

 

 

漫画週刊誌で日韓が合作、15日に同時創刊 (朝日新聞)2001.5.18 [TOP]
大衆文化交流に厚み

 日韓で同じ作品を翻訳して掲載する漫画週刊誌が15日、初めて両国で同時に創刊される。日本と韓国の売れっ子作家の作品も登場。韓国で日本の漫画の海賊版を読んだ世代が作家に育ってきた。02年サッカー・ワールドカップの共同開催に向けて、大衆文化の交流が深まっている。

「熱血江湖」の翻訳に取り組む日韓の編集者=東京都武蔵野市で

 4月下旬、東京都武蔵野市のビルの1室。15日に創刊される「週刊コミックバンチ」(新潮社)の2人の編集者が、韓国の漫画の登場人物が語るハングルの入った「吹き出し」を訳していた。

 「この『オレンジ武士』って、何だ?」。山本秀基さん(39)が聞くと、韓国人の金佛卿(キムブルギョン)さん(29)が答える。

 「韓国の若者の間では、街で女性に声をかけるとき、ミカンを渡すのがはやっているんです」日本語訳は「ナンパ武士」に。主人公が手をあげて「ちょっと時間ある?」と誘う場面は「おっはー」にした。

 第4号から登場する「熱血江湖」(原作・全克〓、絵・深載賢)の翻訳だ。

 中国を舞台に、武道家の弟子の主人公と、敵対する武道家の孫で、男性になりすました女性とのラブストーリーを軸にしたアクションもの。韓国で250万部を売り上げたヒット作だ。

 

日アニメ大作、今夏押し寄せる 2001.5.18 [TOP]


日本大衆文化の全面開放を待ちこがれてきた日本アニメファンらは、今夏、十分とはいえないが「観る楽しみ」を味わえそうだ。

日本の国民監督といわれる宮崎駿氏の作品のうち、最も大衆的な作品として挙げられる『隣のトトロ』をはじめ、これまで噂だけを聞いてきた話題作が公開されるためだ。
 
昨年末、大きな期待の中で封切りされた『武士十兵衛』『人狼』『風の谷のナウシカ』などは、名声に比べてそれほどよい興行成績をあげられなかった。

『ナウシカ』が全国で観客13万人(ソウル7万人)を動員し、なんとか体面を維持できた。このためジャパニメーションの「バブル」論もしばしば出ていた。しかし今年の夏は違う。
 
『隣のトトロ』はデウォンC&Aが日本大衆文化の第1次開放直前に一括して購入したスタジオジブリの作品のうち、2番目に封切りされるものだ。1960年代の日本の農村を背景にしたファンタジーアニメで、純粋な子どもたちにしか見えないという伝説のなかの動物、トトロが主人公だ。

1988年に日本の映画興行順位で1位となった「国民アニメ」であり、キャラクター商品も大人気を集めた。
 
世界70大映画祭の受賞作でなければ封切りできないという第3次開放の要件のため、これまで倉庫に眠っていた同作品は、昨年末の富川(ブチョン)国際学生アニメーションフェスティバル(PISAF)で観客賞を受賞、8月ごろには封切りされる見通しだ。

共同版権を持つイルシン・ピクチャーズのキム・ソヨン・チーム長は「一部の封切り作で、興行失敗の要因として指摘されていた暴力性や難解さが全くない家族用の映画であるため、善戦が期待される」と語った。
 
8月に開かれるソウル国際漫画アニメーションフェスティバル(SICAF)のアニメーション映画祭の開幕作は『メトロポリス』と予定されている。

来月に日本で封切りされる同作品は、スタッフらの名前だけでも既に「名作」の班列に並ぶ兆しを見せている。
 
『鉄腕アトム』(1963年)など日本アニメの「代父」とされている手塚治虫が原作、『銀河鉄道999』の映画館版(1979年)を制作したりんたろうが監督を、そして『マトリックス』をはじめとする数多くのハリウッド映画に霊感を提供した『AKIRA』(1988年)の大友克洋が脚本を担当した。

7月に封切りする『バンパイアハンターD』(チューブ・エンターテイメント)は『妖獣都市』でマニア層を形成した川尻善昭監督の作品であり、今年、日本のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で特別賞を受賞した。

韓国内では昨年、釜山(プサン)国際映画祭で初めて公開されたが、前売り開始から半日で売り切れるほど関心が集中した。チューブはこのほか、今年中にスリラー物の『パーフェクトブルー』を封切りする。
 
◇完全開放を待つ輸入作=宮崎駿の『もののけ姫』『天空の城ラピュタ』『耳をすませば』『魔女の特急便』などがある。韓日合作の『エスカフローネ』は韓国語のダビングを終え、映画振興委員会の判定を待っている状況だ。

 

高校生レベルの日韓翻訳ソフト、人との対決で僅差の敗北(中央日報)2001.5.18 [TOP]

ソフトウエア(SW)と人間が日韓翻訳の実力を競う公開対決が17日、行われた。結果は、僅差で「人間」の勝利。
 
ソウル太平路(テピョンロ)のプレスセンターで行われた公開対決に出場した選手は、チャンシンソフト(www.cssoft.co.kr)が開発したソフトウエア「イージートランス」と、韓国翻訳家協会1級正会員のソン・ヨンオックさんとノ・ミョンウックさん。審査基準は正確度と理解度。翻訳速度は「参考」とした。
 
日本経済新聞の17日付の社説「競争原理より雇用を選んだNTT」を韓国語に翻訳する問題が与えられると、イージートランスはわずか3.1秒でハングルに翻訳した。ソン氏は26分50秒、ノ氏は27分17秒かかった。
 
しかし4人の日本語専攻教授評価団が審査した正確度と理解度では人間が勝った。イージートランスは正確度94%、理解度80%にとどまったが、二人の翻訳家は正確度がそれぞれ99%と97%、理解度が97%と93%を記録した。
 
李徳奉(イ・ドクボン)審査委員長(同徳女子大教授)は「ソフトウエアが正確度面では翻訳家と大差はなかったが、理解度で若干落ちる」とし、「これは文脈によって違う意味に解釈される日本語の助詞と固有名詞を認識するところに混同があったため」と説明した。

ソンさんは「翻訳ソフトウエアの実力が小学生レベルと予想していたが、結果を見ると高校生レベルだった」と驚いていた。

 

4月14日は「ブラックデー」 韓国 [TOP]

 バレンタインデー、ホワイトデーに続き、4月は「ブラックデー」――。韓国では、バレンタインデーにチョコレートをもらえなかったり、渡す相手がいなかったりした若者同士が、4月14日に黒いあんかけめん(ジャージャンめん)を仲良く食べる。5、6年前から若者の間で定着しており、14日前後には、ジャージャンめんを食べる大学生らで中華料理店がにぎわう。食品メーカーも売り上げ増につなげようと懸命だ。

 ジャージャンめんは、韓国で特に人気がある中華料理で、一杯2500ウォン(約240円)程度で国内のどこでも食べられる。インスタントのジャージャンめんを販売する韓国の食品メーカー「農心」によると、毎年4月はほかの月より2割以上売り上げが増え、「ブラックデー」の販売促進効果は絶大。同社はこの日にちなんで、慰めのメッセージをジャージャンめんとともに友人に届ける催しも実施。応募者は1万人を超えたという。

 

韓日間eメール自動翻訳サービスがスタート [TOP]

韓日両国のネチズンらが言語障壁なしにeメールをやりとりできるようになる。
 
韓国ポータルサイトのハンミル(www.hanmir.com)と日本最大のコミュニティサイトであるガーラフレンド(www.friend.ne.jp)は、韓日間eメール自動翻訳サービスを4日に同時スタートする。
 
サービスを利用するためには、ハンミルやガーラフレンドに無料会員として加入しなければならない。次に「韓日・日韓ウェブコーナー」に入り、翻訳メール電送欄に受信者のeメールアドレスを入力してメッセージを作成すれば、自動翻訳されたeメールを電送してくれる。電送前に翻訳結果を見ることができ、修正も可能だ。
 
ハンミルとガーラフレンドは、韓国翻訳ソフトウェア業者である創新ソフト(www.cssoft.co.kr)が開発した韓日eメール翻訳ソリューションの「メールトランス」を採択した。
 
最近、トゥーアンドトゥー・ドットコム(www.toandto.com)が韓英・英韓eメール翻訳サービスを開始したが、韓日間翻訳は今回が初めて。

 

韓日共同制作のアニメ『ランディム』、同時放映 [TOP]

韓国・日本共同制作のアニメーション『ランディム』が、韓国と日本で同時に放映される。
 
民放のMBCテレビは今月6日から毎週金曜日午後5時20分に放送、日本のテレビ東京は1日から放送を開始した。
 
2050年が時代的背景である『ランディム』は、地球の温暖化によって日本列島が海底に沈む混乱期を狙って「ジェイサス(JESAS)」という団体が世界戦争の陰謀を企てるが、韓国の青少年たちが中心となった「グリーンフロンティア(Green Frontier)」がこれに対抗するという内容だ。

13部作の同作品は、韓国のデジタルドリームスタジオと日本のアイディアファクトリーが共同制作したもの。一方、テレビ東京の放映では、主人公が日本の青少年となっている。

 同誌は「北斗の拳」の原哲夫さんや「シティーハンター」の北条司さんら日本の人気作家の新連載も掲載。それぞれハングルと日本語にし、日本では72万部、韓国では数万部を発行する。

 ソウル市に住む作者、深さんは31歳。海賊版で韓国に入ってきた「シティーハンター」を17歳のころに読んで、漫画の道に進んだ。「作品が日本でどう評価されるか、どきどきしている」

 日本の漫画の「海外進出」は目立つが、逆に外国の漫画を受け入れることはほとんどなかった。

 編集長の堀江信彦さん(45)は93年から4年間、「週刊少年ジャンプ」(集英社)の編集長をしていた。その間、韓国、台湾、香港などアジアの漫画を知り、水準の高さに驚いたという。「アジアの相互交流で、漫画の幅を広げたい」と昨年独立。韓国の出版社と交渉を続け、日韓同時創刊にこぎつけた。(〓は王へんに晋)

 

韓日の人気歌手ら、共同アルバムを7月25日に同時発売 [TOP]

2002年ワールドカップ(W杯)サッカー大会の共同開催を控えて、韓国と日本のトップ歌手らが今秋、両国で合同公演を開く。

W杯の共同開催と関連し、昨年9月から韓日共同アルバム「プロジェクト2002」の制作に取り組んでいる21世紀音楽産業振興財団(理事長、ソ・ヒドック)は、「共同アルバム制作に加わる韓国と日本の歌手らが今年9月、5000席規模の東京国際フォーラムのステージに立つ予定」だとし、「東京公演に続いて今年中にソウルで第2回公演を開く計画」だと30日、明らかにした。

21世紀音楽産業振興財団の関係者は「共同アルバムは今年7月25日に韓日両国で同時発売される」とし、「来月初めに東京で日本の音楽産業文化振興財団関係者らと会い、アルバム発売を記念する公演の日程詳細とアルバムおよび公演名称の使用問題などについて話し合う」と述べた。

「プロジェクト2002」にはチョ・ソンモ(写真)、god、ユ・スンジュン、シン・スンフン、フィンクル、慈雨林(ジャウリム)などの韓国の歌手と、チューブ、パフィー、チャゲ&飛鳥、小柳ユキ、ポルノグラフィティー、ディーンなどの日本の歌手が参加する。

同アルバムには両国の歌手らが自国語で歌った新曲12曲と、韓国歌手らの合唱曲1曲、両国歌手らがともに歌うW杯の応援歌1曲など計14曲が収録される。

 

ソウル大と東京大の両総長、歴史教科書歪曲の過ちを指摘 [TOP]

ソウル大学の李基俊(イ・キジュン)総長と日本の東京大学の蓮実重彦総長が、28日に行われた東京大学の卒業式で、日本の歴史教科書歪曲問題の過ちを指摘し、日本帝国主義(日帝)侵略に対する反省をくり返し促した。
 
東京大学の卒業式に外国の大学総長が参加して祝辞を述べたのは今回が初めて。李総長は蓮実総長に招待を受けて出席した。 「新しい歴史教科書をつくる会」の中学校歴史教科書波紋問題と関連して、東京大学総長が卒業生を相手に公開批判したことも意味があることとされている。
 
李総長は祝辞で「他人と周辺諸国を配慮する気持ちが欠けた行動がどれだけ隣国を悲しませているのかは、韓日の近代史・現代史を通じて知ることができる」としながら、東京大学の卒業生に協力と共存を強調した。
 
また、「歴史は忘れさることはできても、消すことはできない」としながら、「両国間の不幸だった歴史に対する真の反省とこれを克服しようという意思がある時、はじめて真の理解が生まれる」と述べた。
 
李総長は「韓国の大学総長がこの場に立ったことは、東アジアの近代史・現代史において象徴的な意味がある」とし、「両国関係の新たな発展の礎になるだろう」と明らかにした。
 
蓮実総長は「日本は36年間、韓国人の自由と人権をじゅうりんし、これは正当化することはできない」とし、「自分がやらなかったとしても、日本の過去の歴史を必然的なものとして受けとめ、(私たちの)責任だと結論を出す姿勢が生きた倫理」だと強調した。
 
蓮実総長は「反省だけして何もしなければ、歴史を無視するようなもの」とし、「これは一部の日本人が主張する自虐的な歴史観でなく、韓日両国の真の相互理解を構築しなければならない今の世代に合った真の名誉」だと明らかにした。
 
また、「歴史を正しく見てこそ豊かな未来を築くことができる」としながら「豊かな未来を共有すべき韓国に対して、歴史を歪曲したり正当化することは未来のために望ましくない」と述べた。

 

日本語CD販売、韓国が初めて許可 W杯控え特例  [TOP]

 韓国で、日本語の曲が初めて公式に販売されることになった。小柳ゆきさんら日韓の人気アーティスト12グループの曲を収録したコンパクトディスク(CD)が、7月に両国で売り出される。2002年サッカーワールドカップ(W杯)に向けた特例措置だが、日本の音楽関係者は「今後の開放に弾みをつけたい」と期待を寄せている。
 参加するアーティストは、小柳さんのほか、日本側からはチャゲ&アスカやパフィー、チューブ、ポルノグラフィティなど。韓国からは男性ポップス歌手のチョ・ソンモさんら。平和や友好をテーマに、1グループが1曲ずつ自分の言葉で歌うほか、アーティストどうしのデュエットなども検討している。

 韓国では、日本統治時代に日本語などを強要された影響で、戦後、日本の音楽や映画など大衆文化が禁止されてきた。1998年2月に金大中大統領が就任すると、コンサートの解禁など3回にわたって段階的に開放が進んだが、日本語CDの販売は認められていなかった。

 W杯の共同開催が決まっていたこともあり、日本レコード協会やレコード会社が出資している音楽産業・文化振興財団(本部・東京)と韓国音楽産業振興財団で昨年、CDの共同制作を目指す「プロジェクト2002委員会」を結成し、韓国当局と交渉を進めてきた。韓国政府は今回の措置は「第4次開放」ではないという立場で、特例として先月、販売を許可したという。日本国内ではソニー・ミュージックエンタテインメントが販売を担当する。

 

日本語学習熱、韓国で上昇中 「就職に有利」、塾通いも2001年 3月26日 朝日新聞朝刊> [TOP]

 韓国で若者の間に、日本語学習熱が高まっている。英語のほかに学ぶ第2外国語に日本語を選択する高校生は約58万人に上り、第2外国語を学ぶ全生徒のほぼ半数にもなった。背景には、アニメなど日本の大衆文化の流入や、日本語を学ぶことが将来的に有利という見方があるという。一方、日本の歴史教科書の検定について、韓国内の反日感情に火がつくなど、論議が持ち上がっている。昔から日本の情報に触れやすい韓国第2の都市・釜山の若者に、日本語を学ぶ理由などを聞いた。(白石 昌幸)

 ●入試にも導入

 釜山港を見おろす高台にある私立釜一外国語高校は、1994年に開校した。約1000人が英語のほか第2外国語の日本語、中国語、ドイツ語を学ぶ。だが、ドイツ語は生徒が急減し、今年度は新入生の専攻から廃止した。

 「好きなアニメはマジンガーZ」という3年生の朱浩賛(チュ・ホチャン)君(18)は、日本でコンピューターのプログラムを作る仕事に就くのが夢。昨年十二月には、難関の「日本語能力試験」の1級に合格した。

 日本語を学ぶ高校生が増えた理由は、日本のセンター試験に当たる「大学受学能力試験」で、2000年度から第2外国語の選択が認められたことがある。


 同校の第2外国語の授業は週5時間。生徒の多くは「授業だけでは足りない」と、「学院」と呼ばれる塾で週5回毎日1時間、日本語を勉強している。

 担任の林鐘善(イム・ジョンソン)先生(30)は「日本との経済交流はもっと盛んになる。日本語が出来れば就職に有利になる、という雰囲気がある」と話す。

 ●「メル友」人気

 大勢の社会人が日本語を学ぶ「ハンリム外国語学院」。受付の横には授業用ビデオのほかに、「やまとなでしこ」など日本の人気ドラマの作品がずらりとそろう。長崎に近い釜山では日本のテレビも映る。

 昨年2月から同学院で日本語を教えている西尾淑(よしこ)先生(30)は「日本のドラマやアニメから日本語に関心を持った生徒がほとんどです」と話す。そんな生徒たちの目標は「日本書籍の翻訳家」や「観光ツアーガイド」など、就職に語学を生かすことだ。

身振りを交えた西尾先生の講義に聴き入る韓国の生徒たち=釜山市のハンリム外国語学院で  

 最近、インターネットの検索サービス会社「ヤフー・ジャパン」の掲示板に、「日本人のメール友達募集」といった韓国の若者の書き込みが目立っているという。

 3月1日。西尾先生の教え子、金珍熙(キム・ジンヒ)さん(27)と、大阪市西淀川区の中井利圭さん(27)が、釜山の景勝地「太宗台」を訪れた。

 2人は昨年末にヤフーの掲示板で知り合った「メル友」。20回以上電子メールを交換した。来春、筑波大学に留学する金さんは「テレビや新聞で韓国と日本の仲が悪いように報道されるけど、日本人の友達が出来て少し不安が消えました」。

 ●「歴史は歴史」

 金さんと中井さんが釜山の観光地を見物した日は、「三・一節」。日本の植民地支配に対して起きた1919年の抗日運動「三・一独立運動」を記念した祝日だ。韓国各地で、日本の「新しい歴史教科書をつくる会」が主導して編集、検定中の中学歴史教科書への抗議行動が起きていた。

 「侵略を正当化する教科書が認められようとしている。本当に腹が立つ」

 釜山大学の韓日問題研究所で、同大3年の河晶太(ハ・ジョンテ)さん(24)は、そう言った。

 「つくる会」の歴史教科書は、検定過程で大幅に修正されたとされるが、中国や韓国で「修正は不十分」との批判が出ている。

 同大で河さんの指導をしている姜鐘植(カン・ジョンシク)講師は「韓国の若者が日本の教科書について怒るのは、歴史教育にきちんと力を入れているからだ」と言う。

 同大学院生の辛恩京(シン・ウンギョン)さん(23)は「私は日本語が好きだし、自分の将来のために学んでいる。『歴史は歴史』と割り切ってます」と話し、「でも」と続けた。

 「歴史教科書の話で韓国人が怒っても、日本では気が抜けるほど話題にならないから、日本を嫌いになる韓国人も多い。もっと韓国に関心を持ってほしいんです」

◆「反日」より「学んだ者勝ち」

 日本文化研究所(ソウル)の゙良旭(チョウ・ヤンウク)所長の話 韓国で規制が残る日本の大衆文化も、インターネット上は規制出来ません。特に子どもたちは日本のアニメや音楽に夢中になっていますから、日本語に親しみをおぼえやすいんでしょうね。親にも日本語を勉強するな、という考えは少ないようです。

 今回の歴史教科書の問題は韓国内でも大きく報道され、大学生や大人を中心に反日感情が高まりました。しかし、私は「もっと日本語を勉強しなさい」と言うんです。相手は韓国語を知らないけど、こちらは日本語を知っている。技術を学ぶにも競争するにも有利です。反日感情にとらわれている大人は、時代に置いていかれます。

 「先に学んだ方が勝ち」と感じているのが、今の韓国の高校生や子どもたちなのだと思います。 

韓・日のゲーム文化(中央日報) [TOP]


夜も更けた韓国のPCルーム(1時間2000ウォン程度で自由にパソコンが使える空間)−−。 10代から20代前半の若者であふれている。ヘッドホンをかけ、キーボードをたたきながら、顔も見たこともない人物とサイバー空間で戦闘を繰り広げている。あたかも現実の競争であるように、戦略シミュレーションのオンラインゲームにはまっている。

同じ時刻、日本の家庭−−。狭い居間に家族が集まっている。テレビに家庭用のゲーム機を連結してジョイスティックを動かし、親と子供が一緒にゲームをしている。ロールプレイングゲームをあたかも昔話の主人公になった気持ちで楽しむ。

世界的なゲーム王国として共に名を馳せている韓国と日本。だが細かく見ると、違う点も多い。

ゲーム業者「デジタルテトラ」のアン・ジェヒョン代表は「両国の文化的土壌と同じくらい、ゲームの企画やマーケティング方式も違う」とし、「国民的指向を正しく把握してこそ、その国で成功するゲームを作れる」と話した。

◇オンラインゲーム(PC)vsプレイステーション(PS)=1998年にオンラインネットワークゲームのブームに乗って全国に広まったPCルームは、世界的な関心事となった。

スタークラフトをはじめ、ディアブローウルティーマのような外国製オンラインゲームは韓国ゲーム市場を震撼させ、PCルームの拡散に寄与した。

延世大(ヨンセデ)心理学科の黄相旻(ファン・サンミン)教授は「パソコンを相手に一人で楽しむのではなく、インターネットを通じてサイバー空間の誰かと繰り広げる直接的な戦闘が韓国人を魅了させた」と話した。

スタークラフトのブーム以後、韓国で市場に発表されるゲームは大部分がオンラインゲームだ。こうした状況で、ゲーム企業はPCルーム確保にも血眼だ。

反面、日本では家庭用ゲーム機が主導権を握っている。ソニー系列社のSCEIが94年に発表した「プレイステーション」(PS)シリーズは全世界で大人気を集め、日本ゲーム機の代名詞となった。豊富なコンテンツ(情報の内容)を誇り、全世界で7000万台以上が売れた。

日本のゲームソフトの41%がPS用に製作されるほどだ。デジタルテトラの松永健太郎氏は「日本では誕生パーティーに集まった人がPSでゲームを楽しむ姿がしばしば見られる」と話した。

◇韓国人vs日本人=「パルリ、パルリ」(速く、速く)で代弁される韓国人のせっかちな性格は、秒単位で急変するインターネットに向いている。スピードが命のインターネットでは個人の優秀さが長点としてあらわれる。

世界最高を競うインターネットで、韓国人の競争心と「一流病」は、むしろ助けになったとも言える。実際、スタークラフトの世界ランキング1位はもちろん、100位以内の半分ほどが韓国人だ。

日本人は「適当に」「だいたい」などの不正確な表現を嫌う。ところが、インターネットは正確な予測が不可能な空間だ。

光云大(クァンウンデ)日本語科のキム・ジリョン教授は「正確な予測ができなければどんな事業にも容易に飛び込まない日本人の特性と、最初は見当をつけて接近するしかないインターネットが合わなかった」と話した。

このために「製造業は1流、情報技術(IT)は2流」という言葉が流行るほど、日本人はインターネットコンプレックスを持っている。

反面、日本人はどんな細かなことでも見逃さない。小さなことにも慎重を期して大切にする国民性は「オタク精神」につながる。数種類の人気ゲームが全体の80〜90%を占める韓国と異なり、日本はゲームの学問的・社会学的分類が可能なほど種類が多様だ。

東京大学の岡田斗司夫教授は「小さくて些細なことにも関心を持つオタク精神が、毎週多様なゲームが市場に発表される『文化的土壌』の基盤となった」と著書『オタク』で指摘した。

◇スタークラフトvsドラクエ=2万個売れれば「大成功」という韓国PCゲーム市場で、1年7カ月にわたりなんと120万枚売れたスタークラフトは、韓国の文化的特性をよく反映している。

デジタルテトラのアン・ジェヒョン代表は「数千年間、囲碁と将棋を楽しんだ韓国のゲーム文化は戦略的思考を要求する西欧の戦略ゲームも容易に受け入れた」と話した。

強い勝負欲も一役買った。幼い時期から競争をし、順位に敏感な風土ゆえに、世界順位を競うスタークラフトが勝負欲を刺激したのである。流行に敏感な点もスタークラフトブームを加速化させた。

ゲーム総合支援センターのキム・ドンヒョン所長は「韓国人はマウスとキーボードを迅速かつ繊細に扱えたので他国のゲーマーを圧倒したが、ジョイスティックを好む日本人はオンラインゲームに顔を背けた」と話した。

これに対して、「日本国民のロールプレイングゲーム」と呼ばれる「ドラゴンクエスト」は、最も日本的な姿と企画・マーケティングが合わさったゲームだ。15年間で7回のアップグレードを経て、8月に発売されたドラクエ7は、2カ月で360万個が売れるほどの人気だ。このように果てしない人気は、まさにゲームに対する信頼感のためだ。

日本ゲーム業者のオフィスダイナマイトの栗山潤代表は「日本最高のゲームストーリー作家である堀井雄二と漫画『ドラゴンボール』を描いた鳥山明が手を組み、日本人に確実な信頼を与えた」と話した。

実際このゲームは中世時代を背景に人情味あふれるストーリーからなっており、暗くて重苦しい雰囲気の西欧ゲームとは一線を画す。日本の昔話のようなストーリーが共感を呼びおこしたのである。

韓国の教育熱 (韓国中央日報紙) [TOP]

私は昼間、仕事をしているのでけっこう忙しい。でもうちの娘はそのせいで、もっと忙しくしている。朝9時半に幼稚園の送迎バスに乗る。そこでお昼を食べた後、今度は「オリニチップ(子供の家)」という、日本の保育園と幼稚園を合わせたような施設にいって、夕方6時に送迎バスに乗って帰ってくる。子供ながら毎日このスケジュールは少々ハードかなと思う。まあ本人が楽しく行っているのだけが救いだ。
 
韓国には日本以上に幼児施設がある。親が働いている場合、1歳前から預かってくれる「ノリバン(遊び部屋)」。ここは日本でいう私設保育園のようなもので、まだほ乳びんを放せない赤ちゃんから、幼稚園に通うような幼児まで預かってくれる。

よくアパート(マンション)の一室を使って個人経営しているようだ。それからうちの子供も通っている「オリニチップ」。ここはだいたい一歳を過ぎた子供から小学校にあがる前の子供を預かっていて、遊ばせるだけでなく勉強もしたり、遠足にも行ったり、とにかく幅広くいろいろしてくれる。

預かっている子供の年齢も幅広いので、いろんな意味で子供にはいい学習の場となっているようだ。そして日本と同じ幼稚園。幼稚園の中でも英語学習のための幼稚園もあって、最近人気があるらしい。

外国人の先生がいて、英語で子供たちを指導する。英語で歌を歌ったり、ゲームをしたり、本を読んだりしている。韓国はとにかく語学に対する関心が高い。だから子供のうちから英語を身に付け、小学校から留学なんて子供も多い。「英語は基本」らしい。

しかし外国人の先生のいるような幼稚園はもちろん費用も高い。普通の幼稚園の2倍以上だ。この他に日本ではあまり見かけない美術学院がある。といっても絵を描いたり、工作だけするのではなく、内容は普通の幼稚園と同じらしい。

美術学院と音楽学院が一緒になったところもある。韓国では子供の創造力を伸ばすためなのか、あとあとの受験のためなのか美術学院があちこちにある。これ以外にも運動が中心の体育団やさまざまな教育方法で指導する学院などがある。
 
これだけ種類があるので、子供をどこに預けるかは親の選択にかかっているのだろう。日本も同じだと思うが、最近は教育熱心なので、朝から幼稚園に行って、それからピアノなどの音楽教室、英語教室、テコンドー教室などに行かせたり、家では幼児用学習誌で勉強している子供が多い。

韓国ではハングルや数学などの幼児用の学習セット、学習誌の指導の先生が毎週家に来てくれる。日本の「公文」もこっちでは教室に子供が行くのではなく、先生が来る。夕方になるとアパートのエレベーターには大きいかばんを持った先生らしき人が乗っていることが多い。これも人件費がまだ安いせいなのか?
 
うちの子供といっしょの幼稚園に行っている6歳の女の子は、外で遊ぶ暇がないほど忙しい。1時半まで幼稚園。その後、幼稚園の特別課外クラスでコンピューターなどをやって、家に3時半ごろ帰ってくる。それからピアノ、バイオリンを習いに行って、ハングルの学習と学習誌もやっているので、先生が家に来るようだ。

そのお母さんが言った一言に私は驚いてしまった。「最近、キックボードのせいで全然勉強しなくて、、、」???まだ小学生にもならない子供の母親のセリフとは、、、きっと教育熱心な家の子供は小学校に入る前からそう言われ続け、小・中・高・大学といくんだろうなーと他人事のように感じてしまった。勉強なんて学校に入ってからすればいいと思っているが、自分もそんなことを言う日がくるのだろうか?んーちょっと心配になった。

 

街で 家庭で 学校で、隣の国はネットに夢中 韓国IT事情2000.9.30 [TOP]

休日ともなると、PC房には子どもたちが大挙押しかけ、ゲームに熱中する=ソウル市内で

 森喜朗首相が「E−ジャパン」構想をうたい上げているその時、飛行機で約2時間の隣国は、すでに「電脳韓国(サイバーコリア)」のまっただ中だった。暮らしも経済も、教育もインターネット抜きには語れない。韓国では、インターネット利用者が全人口の半数に達しそうだ。(平 和博)

 「通信速度は4メガ(毎秒400万ビット)ぐらい。帰宅するとまずインターネット」ソウル近郊の城南市盆唐区。情報通信関連企業と高層団地が集まる街だ。その団地の一画に住む会社員、申憲燮さん(39)は、昨年9月末からADSL(非対称デジタル加入者線)で高速インターネットを使っている。通常の電話回線の100倍以上、日本で一般に普及しているNTTのデジタル回線ISDNと比べても10倍以上のスピード。それで料金は、モデムのレンタル料を含め月額49000ウォン(約4900円)と日本の定額サービス並みだ。「パソコンも買い替え、株のオンライン取引も始めた。インターネット中毒の初期症状かもしれない」と申さん。長男の承祐くん(10)は「ゲーム情報を見たり、学校の宿題に使ったり」。次男、承原くん(9)も、インターネットが使える。いずれも電機メーカーの無料教室でインターネットの使い方を覚えた。

 「勉強に使ってくれればいいんだけど、すぐゲームをやりたがる」と言う妻の朴明淑さん(38)も、教室に通った。「周りが『パソコンぐらい知らないと』っていう雰囲気で、家でもみんな使えるから」同区内に住む中学校の国語教諭、趙仁卿さん(30)は、自宅に帰ってから、4時間程度はパソコンの前に座っている。担任する2年4組のサイトをチェックするためだ。サイトを立ち上げたのは6月。生徒たちが自由に使える掲示板には、1日に10件程度の書き込みがある。「学校で言い忘れたこと、言えなかったことを書き込んでいる。学校とは別の、子どもたちの交流の場です」

 最初は夫の康g雨さん(33)にサイトの管理を頼んでいた。康さんは、街の情報などをインターネット上で発信するコミュニティーサイトを運営しており、お手のもの。

 自宅では、2カ月前からADSLを使う。康さんは、「テレビ局のインターネット放送でドラマなどの番組の動画をみたり、音楽を聴いたり。高速インターネットで色々楽しんでいます」と話す。ソウル市内の会社に勤める金寛さん(22)は、PC房に夢中だ。PC房は高速インターネットに接続されたパソコンが自由に使えて、飲み物もある。料金は1時間1500ウォン(約150円)程度で24時間営業。

 金さんがここでやっているのは、ネットワークで対戦するパソコンゲームだ。「3日間、PC房でほとんど寝ないでゲームをやっていたこともある。家でADSLも使えるが、ゲームをやるなら友達と一緒に遊べるPC房だ」

 株のオンライン取引も始めた。「時間を争う株取引には高速回線が必要。会社じゃみんなやっている」韓国の人口約4700万人に対して、ネット利用者は年内には2000万人に達すると見られている。高速インターネット契約数は260万を超す。株取引の約6割はオンラインが占める。PC房は2万店程度。

 韓国では、インターネットの利用が日本以上にごく普通の社会風景になっている。

 

全国すべての小中高にインターネット網を構築 [TOP]

全国1万64の小中高が20日、インターネットを通じて完全に連結された。山奥や島などを含むすべての学校の教室に、大型の映像装置またはパソコンが1台ずつ設置され、コンピューター室と教室にはインターネット網が敷設された。34万人の教師全員にパソコンが支給された。
 
教育人的資源部(www.moe.go.kr)は同日、ソウルの京畿(キョンギ)商業高校で、金大中(キム・デジュン)大統領と韓完相(ハン・ワンサン)副総理などが出席したなか、全国小中学校情報インフラ構築およびインターネット連結記念式典を行った。
 
全学校の各教室でインターネットにアクセスでき、教師全員にコンピューターが支給されたのは、米国や日本などの先進国より進んだもの。
 
へき地や山奥の学校もインターネット網を通じて各種の教育ポータルサイトにアクセスし、授業資料などを自由に利用できるようになった。大都市の学校との電子メール交換や画像チャット、共同授業も可能だ。
 
金大統領は同日、電子メールを通じて全国の小中高に「韓国が21世紀の知識情報強国として飛躍するのに必要な基盤が築かれた」という内容のメッセージを送った。金大統領は「情報通信網と情報技術を活用した新しい教育方法と制度を導入し、公教育の内容を補完していきたい」と述べた。
 
教育部は1998年から昨年まで1兆4396億ウォンを投入、全教師、全教室へのパソコン普及を実現した。インターネットの速度は256kbps(1秒当たり新聞20面分量を電送する速度)以上。
 
学校のインターネット専用ライン使用料は、今年から2005年までの期限付きで、256Kbpsは無料、512Kbpsは87%の割り引きで月3万6780ウォン、超高速の2Mbpsは43%割り引きされた月37万4540ウォンと策定された。

 

表外漢字に印刷標準字体――1022字の試案示す [TOP]

 現代にふさわしい日本語の表現のあり方を検討していた文相の諮問機関「国語審議会」(会長=清水司・東京家政大学長)は29日、「敬意表現」「表外漢字」「日本語の国際化」について3つの委員会の検討結果をまとめた委員会試案を発表した。常用漢字表にない表外字を印刷で用いる際は、明治以来の伝統的な字体「いわゆる康煕字典体(こうきじてんたい)」を基本にするとし、使用頻度が高い1022字の標準字体を一覧にして示した。また、従来の敬語の考え方を広げ、かしこまらずに場面に応じて相手を尊重する「敬意表現」を使うことなどを提唱した。国民から意見を求めた上で、年内に最終答申をまとめる。

 表外字については、一般の書籍とワープロなどの字体が異なることがあり、印刷文字の標準を示す必要があるとして、古くから活字印刷に用いられてきた康煕字典体を基本とすることを確認。書籍、雑誌、新聞などを調べて使用頻度が高かった1022字の標準字体を示した。

 その中で、一般に十分定着していると考えられる「鴎(かもめ)」「麺(めん)」「曽」など22字は使用を認め、簡易慣用字体として併記した。「しんにゅう」「しめすへん」「しょくへん」の三部首の文字も、現に「〓」を「
」などとしている場合はすべて使用を認めた。活字のデザイン上の小さな差も認めるとして例を示した。

 標準字体は、公用文、新聞、雑誌、放送などのほか、パソコンなど情報機器の画面表示など印刷文字を対象にしており、芸術など専門分野、人名や地名など固有名詞、手書きの文字は拘束しないとした。

 一方、社会の国際化で増えているカタカナ言葉について、官公庁やマスコミに対して、一般に定着していない外来語や外国語を安易に用いず、日本語に言い換えたり、注釈をつけたりするよう求めた。日本人名のローマ字表記は姓−名の順が望ましいとし、「YAMADA Haruo」などと姓だけをすべて大文字で表記すれば、姓−名の構造を示すことも考えられるとした。

 ●敬意表現の例――「すみません」と前置き 「…くれない」語尾上げ あいまいに「…だけど」

 敬語については、過剰な使用を慎むという立場にたち、尊敬語、謙譲語といった従来の敬語以外にも、相手への配慮を伝える表現があることに注目。こうした敬意表現には
「すみませんが」と前置きする親しい人に対し「その本、貸してくれない?」と否定形の語尾を上げる「貸してほしいんだけど」と言い切らない――なども含むと例示した。その上で、相手に関係なく商業マニュアルのような敬語を使うと、過剰で、いんぎん無礼になることもあるとし、場面を考えて使い分けることが必要だと指摘した。

 (〓は3画のしんにゅう)

 (
は4画のしんにゅう)

 

留学生をもっと日本に――文部省、10年で倍増を目標(asahi 2000/9/6)
 国内外で統一テスト 
[TOP] 

 文部省は、日本の大学、大学院で学ぶ留学生を現在の約5万6000人から向こう10年間で倍増させる新たな受け入れ政策を決めた。高等教育の国際化を目指すとともに、少子化で運営が難しくなる私立大学に多く受け入れ、経営の安定を後押しするねらいもある。文部省は、留学の可否を判断するための統一学力テストを2002年度に創設し、留学希望者が母国で受験できるように海外にも試験会場を設ける。また、留学生獲得の「国際競争」に負けないよう、博士号などの学位授与を積極的に進める考えだ。

 計画では、大学側が留学希望者の学力をスムーズに把握して合否を決められるよう、2002年度から「日本留学試験」という名称で統一試験を創設する。文系志望者には「日本語、総合科目、数学」、理系志望者には「日本語、理科、数学」の3教科ずつを用意し、その中から各大学が受験必要教科を指定する。

 新試験は、国内8カ所で実施するほか、海外でもアジアを中心に10カ所程度の会場でそれぞれ試験問題を変えて行う予定で、母国にいながら合否決定を待つことが可能になる。

 成績優秀で合格した人については、入学後の奨学金支給を確約する「渡日前予約奨学金制度」も創設する考えだ。

 文部省は、アジアの留学希望者が欧米よりも日本の高等教育を受けたいと感じるよう、教育プログラムの改革も進める。文系を中心に学位の「出し渋り」があるのを改め、博士号などを特別視せず、所定の課程を修了すればスムーズに学位を与えるよう各大学に強く働きかけるという。

 留学生がなじみやすいよう、英語による授業や試験、論文作成を認めることも検討する。日本の大学が海外の大学と「連合」を組み、学生を相互交換したり、共同で授業や研究を進めたりする取り組みも支援する考えだ。

 

チャゲ&アスカがソウル公演 聴衆1万人  2000.8.26 [TOP]

 人気ポップスデュオ「CHAGE&ASKA」が26日、ソウル市の蚕室(チャムシル)体操競技場でコンサートを開いた。日本の大衆文化へのとびらを大きく広げた韓国第3次開放政策後の第1弾。日本人歌手の日本語による初の大規模公演となり、約1万人のファンが集まった。
 公演では「SAY YES」や「YAH YAH YAH」など大ヒット曲を中心に約20曲を披露。韓国では正式に日本語の音楽CDは発売されていないのにもかかわらず、曲に合わせて歌ったり、立ち上がって踊ったり、会場は熱気があふれていた。

 今回の公演は6月からの開放政策を受け、財団法人「韓国女性基金」からの「文化開放の幕開けにふさわしい人を」との要請で実現した。公演は27日もあり、収益は女性の地位向上のために寄付される。

 日本からは2日間で約6000人のファンがソウルを訪れ、現地の報道機関は公演に至る経緯とともに、「ホテルや航空会社は特需」と伝えた。(21:46 朝日新聞)

 

深まるか交流、両国に期待感 日本の大衆文化、韓国第3次開放2000年 6月28日 朝刊> [TOP]

 韓国が、日本の大衆文化へのとびらをさらに広く開けた。27日発表された第3次開放策は、日本の歌手が日本語で歌う公演の全面解禁のほか、条件付きながらアニメの劇場公開やテレビ番組の放送を初めて認めるなど、「全面開放近し」を思わせるところまで踏み込んでいる。第1次(1998年10月)、第2次(99年9月)と開放してきた中で、「侵略」への警戒感より「交流」への期待感が強まったのだろうか。日本側のジャンルごとの反応や、韓国側の開放の背景などを追った。

 ○音楽

 音楽の開放を見込んで先月、日本の芸能プロダクション初の現地法人として設立されたアミューズ・コリアの金容範社長は「CD販売の解禁なしに公演だけでは採算が難しい」と見る。
 
第1次開放直後に「影武者」を上映する映画館。これまでに公開された日本映画は15本で、興行成績も好調=98年12月、ソウル市内で
 大物歌手の場合、スタッフも含むギャラや交通費を公演だけでまかなうのは難しい。まず宣伝をし、CDを売り、知名度をあげて公演し、そしてまたCDに還元するというのが、日本のビジネスシステムだ。
 それでも、韓国の釜山で来月開かれる国際ロックフェスティバルには、シャムシェイドら日本の人気アーティストを出演させる。数万人が集まるイベントで、今後本格化する公演へのテストの意味も持つ。
 大物の大規模公演として有力視されるのが、人気グループのCHAGE&ASKA。しかし、所属するヤマハミュージック・コミュニケーションズは「韓国から打診はされているが、正式な話はなく、本格的な準備はしていない」という。

 ○アニメ

 アニメで国際映画祭の受賞作といえば、スタジオジブリ製作の「紅の豚」(仏アヌシー国際アニメーションフェスティバル長編映画賞)や「火垂るの墓」(モスクワ青少年映画祭児童映画部門グランプリ)など。該当するのはわずかだ。
 韓国のテレビではすでに日本アニメが盛んに放映され、人気を集めている。昨年6月には角川書店のアニメ情報誌「Newtype」韓国版が刊行され、創刊号は5万部売れたという。
 人気がある分、韓国内のアニメ産業保護のため、全面開放が後回しになるという構図だ。

ビデオ販売は今回の第3次開放で制限がゆるめられたが、韓国ではすでに流通しているのが実情だ=99年9月、ソウル市内で(写真はいずれも東亜日報提供)
 ○放送

 放送界は、まだほとんど動きが出ていない。
 開放策の進展をにらんでNHKは来年、日韓歌手が韓国で競演する音楽祭を、再来年には、アジア各国の歌手が出演するライブ番組の制作を企画。韓国での放映は未定だが、「開放の進み具合に合わせ、内容などを検討したい」という。
 フジテレビは、海外への番組販売はドラマが主だ。「今回はドラマは対象外だし、韓国で放映する計画はない」。他局も当面、韓国で放送の予定はない。TBSが、韓国MBCの子会社とドラマを共同制作し2002年春に同時放送するのが目につく程度だ。

 ○ゲーム

 韓国では、パソコンを使うゲームが全盛。一方、家庭用ゲーム機は正式には輸入されていない。前者のソフトを解禁し、後者を対象としなかったのはなぜか。
 ゲームアナリストの平林久和さんはこう語る。「ソフトとハードを切り離せないゲーム分野では、日本語が解禁になったからといって、ソフト輸入が開放されるといった単純なものではありません。家庭用ゲーム機は日本製しかないから、その解禁は韓国内の産業育成を考えれば、もうしばらく先になるでしょう」

 ●韓国側の自信の表れ 「全面」にはなお壁も

 【ソウル27日=箱田哲也】韓国政府が大胆な内容を盛り込んだ第3次開放策を発表したのは、これまでの段階的な開放による悪影響は少ないと判断したからにほかならない。韓国側の「自信の表れ」ともいえそうだ。
 朴智元・文化観光相は記者会見で「今回、大幅に開放したため、影響を見極めなければならない」と述べ、第4次で全面開放になるかどうかは明言を避けた。また、「日本に(韓国文化が)どれくらい進出できるかも勘案しなければならない」と、一方通行にならない相互交流を促した。
 開放策を検討してきた韓日文化交流政策諮問委員会の池明観委員長は27日、「大衆歌謡公演とテレビ番組放映が認可された意義が特に大きい」と指摘した。関係者らは日本人歌手のコンサートが急増すると期待している。
 一方、放送の認可は、一般の韓国人がお茶の間で日本文化に触れることが可能になるという点で、最も影響力がある。しかし、KBSなど放送3社は、国民感情などを考慮し、大幅な日本の番組の取り入れに慎重姿勢を示しているため、当面は韓国人選手の活躍しているプロ野球やサッカーの放映などが中心になるとみられている。
 残されているのは主に制約部分の解除だ。映画は18歳未満が鑑賞できない作品は除外され、放送もドラマや娯楽番組は開放対象にならなかった。韓国国内はまだ「日本の低俗番組が入ってくれば文化が汚染される」という警戒感が強い。単なる反日感情ではなく、根強い儒教的な文化の壁が、全面開放の前に立ちはだかっている。
 第3次開放について関連業界からの強い反発は今のところ出ていないが、27日に国会で開かれた文化観光委員会では、野党ハンナラ党の議員らが「政府は本当に日本歌謡の開放による青少年への影響を徹底分析したのか。性急すぎる」と反対した。

出生率1.34人、過去最低を更新――昨年の統計(朝日6/30) [TOP]

 1人の女性が一生のうちに平均何人の子どもを生むかを示す合計特殊出生率が昨年、前年の1.38から1.34に急減し、過去最低を更新したことが、厚生省の人口動態統計(概数)でわかった。厚生省が年金制度などの将来予測に用いる人口推計の下限の1.37も割り込んだ。ここ数年進んだ「晩婚・晩産化」が主な原因だと、厚生省は説明している。1970年代半ばから続く少子化にこのまま歯止めがかからなければ、超高齢社会を支える働き手が減り、年金や税制など社会制度全般への影響も懸念されそうだ。

 ●出生

 昨年の出生数は117万7663人で、前年を2万5484人下回り、過去最低だった。出生数を母親の年齢別にみると、20代が大幅に減り、前年は増えていた30−34歳も減少に転じた。35歳から39歳はやや増えた。第1子を生む平均年齢は27.9歳で過去最高になっている。

 合計特殊出生率の1.34はイタリア(1.19)よりも高いものの、ドイツ(1.41)やスウェーデン(1.51)、英国(1.70)、米国(2.03)など欧米主要国を軒並み下回った。

 ●結婚・離婚

 結婚件数は前年より2万2584組減って、76万2011組。最初の結婚の平均年齢は上がる傾向にあり、夫28.7歳、妻26.8歳だった。

 離婚は25万538組で、前年より7355組増えて過去最高だった。

 ●死亡

 昨年1年間に死亡した人は98万2020人で、前年より4万5536人増えた。出生数から死亡者数を引いた自然増は19万5643人となり、過去最低となった。

 98年に過去最悪となった自殺は、全体で370人減ったが、3万1385人で依然として高い水準。40歳前後と、50歳代後半の男性の増加が目立っている。

      
            

 
都道府県ごとの合計特殊出生率
 ●下位
 (1)東京  1.03(1.05)
 (2)北海道 1.20(1.26)
 (3)千葉  1.22(1.26)
 (3)京都  1.22(1.26)
 (5)埼玉  1.23(1.28)
 (5)奈良  1.23(1.30)
 ●上位
 (1)沖縄  1.79(1.83)
 (2)福島  1.63(1.65)
 (3)島根  1.61(1.67)
 (4)山形  1.59(1.61)
 (4)佐賀  1.59(1.62)
    全国  1.34(1.38)
 (厚生省の1999年人口動態統計から。かっこ内は98年)

 

新入生、私大の3割で定員割れ――短大では6割(朝日6/28)  [TOP]
 補助金条件緩和へ 


 新入生の数が入学定員を下回った私立大学が今春、全体の3割近くに上り、私立短大では6割近くに達していることが、日本私立学校振興・共済事業団の調査でわかった。大学の学部単位でみても22%が定員を割り、この割合はここ3年間で3倍以上に増えている。短大の学科単位では53%が定員割れとなった。新入生の数が減ったため、私学への補助金の交付条件となる収容定員の半数を切る学科も急増している。補助金交付の対象から外れると、大学・短大の経営が成り立たなくなる恐れもでてくるため、事業団は27日までに、交付条件を大幅に緩和する方向で見直すことを決めた。7月中にも各大学・短大に通知する。

 同事業団は、文部省の委託で私立学校への補助金交付などを行っている。調査によると、今春の入学者数が定員に満たない大学は、昨春の89校から133校に増加、28%余を占めた。なかでも定員の7割にも満たない深刻な状況の大学が35校(昨春18校)とほぼ倍増となった。

 青森中央学院大は175人の定員に対し、新入生は117人(昨春は149人)だけ。定員の7割を下回った。芦屋大(兵庫)は250人の定員に114人(同150人)しか入らず、「不況のため、高い学費が敬遠されたのではないか」と分析する。

 定員150人の4割にも満たない59人しか入らなかった山陽学園大(岡山)は「実態とかけはなれた受験産業の偏差値ランクで下にされ、イメージダウンになった」と話す。また、260人の定員に106人しか入学しなかった梅光女学院大(山口)は「高校生の目が首都圏に向いている。定員の削減も検討せざるを得ない」という。

 一方、短大は59%にあたる265校が定員割れで、新入生が定員の7割に満たない短大が100校(昨年88校)もあった。

 これを受けて同事業団は、これまで学部・学科単位の定員充足率をもとに補助金を交付していた方式を、学校全体にならして定員の50%を満たせばよいことにし、50%を割り込んだとしても、特色ある教育・研究に取り組んでいると認められれば、交付対象として認めることにした。

 

韓国政府が日本歌謡公演、映画上映などを大幅に開放  (朝日6/27)  [TOP]

 韓国の朴智元・文化観光相は27日、日本の大衆文化の第3次開放策として、ロックや演歌のコンサートなど歌謡公演の全面的な開放のほか、年齢制限のない映画の上映などをすべて認めると発表した。金大中政権の発足以来、未来志向の日韓関係をうたう韓国政府は、音楽や映画など日本の大衆文化の開放を徐々に進めてきたが、これまで以上に大胆な開放に踏み切ったことで、日韓間の文化交流は今後一層広がるとみられる。
 第3次開放策によると、これまで客席2000席以下のみに認められていた日本人歌手による日本語での室内公演について、室内外の区分なしに全面的に制限をはずすことを決めた。また、日本映画は、国際映画祭での受賞作品に限られていたが、18歳未満の鑑賞が認められていない作品以外はすべてが上映できるようにした。韓国では昨年、日本映画「Love Letter」が上映され、大ヒットした。

 2次開放まででも認められていなかった劇場用アニメーションは、国際映画祭での受賞作に限り上映できる。劇場で上映された映画についてはビデオの作製も認める方針だ。

 放送も大幅に制限が緩和された。スポーツ、ドキュメンタリー、報道番組などの放送が可能となり、テレビでも劇場で上映された日本映画を放映できる。ただ、日本語の歌詞で吹き込んだレコードやCDの開放は時期尚早と判断された。また、ゲームソフトについては、家庭用ゲーム機で使うソフトは除外されたが、パソコン用や事業用は輸入が認められた。

 第3次開放策を発表した朴・文化観光相は「審査、分析の結果、日本の大衆文化開放が韓国の文化産業に及ぼす影響は憂慮されるほどではなく、むしろ日本での韓国文化のイメージアップで日本進出の契機となるため、大幅な開放を決めた」と述べた。

 

恋心を伝えるなら電話 メールは友達との連絡用(朝日6/25) [TOP]

 「友人とのアポ(約束)は電子メールでするけれど、恋人とのアポは電話」。情報サービス大手の東洋情報システムが東京、大阪周辺の2、30代の男女を対象に行ったパソコン活用度調査で、こんな使い分けをしていることが分かった。電子メールは伝達手段としては最適だが、「微妙な恋心は伝えにくいと考えているようだ」と分析する。

 調査では、目的・相手、状況によってどの伝達手段がいいかを選んでもらった。「コンパのお知らせ」では、電子メールを挙げた人が81.1%、「友人とのアポ」は電子メールが41.6%に上った。しかし、「恋人とのアポ」は電話・携帯電話が85.8%で、電子メールは12.6%にとどまった。

 調査は、1、2月に行い、521人から有効回答を得た。

 

カタカナ語減らそう 言い換えや注釈を国語審が論議へ(asahi 6/11)  [TOP]
 コンセンサス→合意 ユーザー→利用者 
 多くの人が内容を理解できないカタカナ言葉が増えているとして、国語審議会(文相の諮問機関)が外来語の「交通整理」に乗り出すことになった。社会的な影響が大きい官公庁や報道機関に対し、「日本語に言い換えるもの」「言い換えが難しいので注釈付きで使うもの」などの指針を示し、公文書や記事をつくる際の参考にしてもらうという。「ちんぷんかんぷんな言葉が横行したら、意思疎通ができなくなる」「日本語全体が乱れてしまう」という理由からだ。12月の最終答申を目指して、今後議論を詰める。

 国語審の委員会では「日本人全体に、意味を理解しないまま新しいカタカナ語を使う癖がついている」といった意見が相次いだ。ただし、「外来語が人をひきつけるのも事実で、マスコミなどには『強くアピールしたい』という思いがある」「明治時代には漢字の造語で言い換えを進めたが、現代でそれをやると違和感が強くて冗談のようになってしまう」など、取り扱いをめぐっては必ずしも意見は定まらなかった。

 このため、「国民のだれもが理解できる表現を使うべき機関」として官公庁や報道機関に対象を絞り、カタカナ言葉の抑制を呼びかけることにしたという。

 国語審はこのほか、日本名のローマ字表記について、広く使われてきた「名・姓」の順番でなく、「姓・名」の順で表すことを標準型として提案する考えも固めた。「名・姓」の表記は欧米人に合わせたものとされるが、「国際化が進んだ現代社会では不自然だ」という意見が強まったという。

      
            

 
カタカナ語取り扱い指針・素案例

 ●定着しているのでそのまま

 ボランティア、リサイクル、ガイド、ストレス

 ●日本語に言い換える

 アカウンタビリティー→説明責任
 インセンティブ→誘因、刺激、報奨金
 ユーザー→利用者、使用者
 コンセンサス→合意、総意

 ●わかりやすい注釈をつける

 ハードウエア、バリアフリー、アイデンティティー

●初出時に日本語訳をつける

 WTO→(世界貿易機関)
 BOD→(生物化学的酸素要求量)

ソウル大に初めて「日本学」講座 (朝日 2000/6/7)  [TOP]

 韓国の名門ソウル大に、1946年の開校以来初めて、「日本」を対象とした体系的な研究、教育をする「日本学」講座ができることになった。東大との学術交流の一環で、東大も韓国・朝鮮に関する講座の設置に同意したことで実現した。
 ソウル大の李基俊総長と東大の蓮実重彦総長が7日、ソウルで合意した。それによると、両校が互いに日本研究と、韓国・朝鮮に関する研究講座を設置するほか、総長同士の相互訪問や交流協力特別委員会の設置でも合意した。

 ソウル大では、近いうちに日本語が教養科目に加えられる見通しという。

 韓国では、日本の植民地支配の歴史から、日本語や日本文化にこれまで警戒感と反発が強く、ソウル大も語学研究所に日本語講座を設けている程度で、体系的な日本研究の導入は「時期尚早」として慎重だった。

 しかし、金大中大統領が日本の大衆文化開放を決めるなど日本に対する見方も変わりつつあり、多くの高校が日本語を第2外国語として取り入れている。ソウル大の学生会も日本語講座の開設を求めていた。

 

女性国会議員、日本8.3% 先進国で23位(朝日6/7)  [TOP]


 国連の機関報告書発表 
女性の地位向上を目指して白熱した議論が続いている国連女性特別総会で、国連女性開発基金(UNIFEM)は5日、1995年の「世界女性会議」で打ち出された「2000年までに初等・中等教育の男女格差を解消し、国会での女性議員数を少なくとも30%にする」という数値目標を達成した国はわずか8カ国、という報告書を発表した。「国会議員」については、日米両国も、目標からはほど遠い現状が明らかになった。

 報告書によると、「初等・中等教育」と「国会」の目標をともに達成した国はデンマーク、フィンランド、ドイツ、アイスランド、オランダ、ノルウェー、南アフリカ、スウェーデン。日本や米国は教育では目標に達しているものの、国会議員では米国12.5%、日本は8.3%で先進国24カ国中23位と遅れている。一方、サハラ以南のアフリカや中央アジア、旧東欧の多くの国では、中等教育での男女平等の数値が低下している。

 また、給与が支払われる仕事に就労している女性は多くの国で増え、イタリアでは過去約15年間で23%から38%に伸びた。女性の管理職は米国で38%から47%に急増し、最高を記録。英国も22%から33%に増えているが、日本は9%から11%と2ポイント増えただけだった。

 しかし、肝心の賃金格差は相変わらずで、産業・サービス業で男性の53%から97%、工場勤務では平均で男性の75%とほとんど縮まっていない。

 「多くの女性がパートも含めて働くようになったが、家族や地域のためといった賃金のない労働の70%は女性が担っている」と同報告書のまとめ役、ダイアン・エルソン英マンチェスター大学教授はいう。

 同報告書は男女平等を実体の伴うものにするには、「少なくとも2015年までに女性管理職を50%にするといった、経済の分野での数値目標を採択する必要がある」と、踏み込んだ目標設定を呼びかけている。

 

いじめ・学級崩壊… 悩める先生に1年制大学院(朝日6/7) [TOP]


 「研修休業」新設受け、来年度から学芸大 
 東京学芸大学(東京都小金井市)は来年度から、小中高校の現職教員などを対象に、1年制の大学院修士課程を開設する方針を固めた。1年制大学院は国立大では初めてで、在学期間内に取得できる単位には限りがあるため、入学前に聴講生などとしてあらかじめ単位を取得すること(プレ・プログラム)などを求めているのが特徴。また、大学本部のほか、受講しやすいように都心部にある付属学校を「サテライトキャンパス」として利用することも計画している。

 学級崩壊やいじめ、不登校などさまざまな問題が教育現場に山積していることを受け、文部省は来春から、教員がもう一度、教育について学びたいと希望すれば、休職して大学院修士課程に入学することを認める「研修休業」の制度を新設する方針だ。しかし、休職中は無給となるため、制度を有効に活用してもらうには、大学院在学の期間を短縮することが課題だった。

 同大によると、開設される1年制大学院は、従来の2年制大学院修士課程と同様に、国語や数学など教科ごとの12の専攻を持つ。秋以降、各専攻で1−2人を募集する予定。プレ・プログラムは聴講生などとしてあらかじめ単位を取得する方法のほか、教育現場での実践に基づいた研究も単位として認定することも検討している。

 また、サテライトキャンパスは、東京都文京区、世田谷区、練馬区など同大が都心に持つ付属学校を使い、学内手続きや教官の人繰りがつき次第、順次開設する計画だ。このサテライトキャンパスには、夜間大学院も併せて開設する予定という。

 岡本靖正学長は「実践的な教育研究のニーズは高い。現場の先生方にとって、より学びやすい体制にするよう工夫したい。サテライトキャンパスは、本部キャンパスの夜間大学院に現在在学している人を先行させ、早ければ今年後期にも試行することを目指したい」と話している。

 1年制の修士課程は昨年秋の大学院設置基準の改正に伴って認められた新たな制度。私立では法政大学が今春、コンピューター・グラフィックスやソフトウエアなど情報技術(IT)の専門家を育てようと「ITプロフェッショナルコース」を開設し話題となった。

 

日本語を入力するとアニメが手話で表現 日立が9月から「手話に翻訳するソフト」を販売 (朝日6/7)  [TOP]


 日立製作所は6日、日本語の文章を手話に翻訳し、パソコンの画面上でアニメを使って表現するソフトを9月から販売する、と発表した。入力した文章を単語ごとに分割し、人間の姿をしたアニメキャラクターが、コンピューター・グラフィックスを駆使した手の動きや顔の表情で手話を伝える。窓口業務への利用を見込む官公庁や企業、手話の勉強をしたいという個人向けに計4万5000セットの販売を目指しており、7日から予約を受け付ける。

 新ソフトは日常会話にほぼ対応できる約6000語と8000の例文を内蔵。手話をアニメ化することで、手や指のきめ細かな動きや表情、口の形をわかりやすく表現できる。将来は、パソコンに向かってしゃべるだけで翻訳ができる技術開発を目指すほか、「iモード」などのネットワーク機能を強化する。個人向けソフトの定価が5万8000円、商業利用となる企業・官公庁向けソフトは著作権使用料も含まれて50万円。

 

「ネット学校」今春、続々開校 大学から中学まで   [TOP]

 学校は桜の木の下だけではない。インターネットの中にもある。この春、ホームページや電子メールを通して家にいながら学習ができる「ネット校」が、大学から中学まで相次いで開かれた。コンピューターに仮想キャンパスを設けたりテストの結果が瞬時に判明したり。特性を生かした試みが目立つ。不登校の増加や学級崩壊など現実の学校の枠組みが揺れていくなかで、新しい学習のあり方として期待する声もある。
 「バーチャルユニバーシティ(仮想大学)」を売り物にするのが、人間総合科学大学(埼玉県岩槻市)。私大では初の通信制専門大学として文部省の認可を受けた。

 「仮想大学」は、スクーリングに使う本物の校舎の映像をコンピュー